キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

カリフォルニアで最高のピノノワールの栽培者であり自らのワイナリーで醸造されるワインも

最高評価を受けるピゾーニ家から次男で醸造責任者のジェフ・ピゾーニさんが初来日、

パークハイアット東京でワインメーカーズディナーが開かれました。

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1982年に葡萄栽培を始めたゲーリー・ピゾーニ氏は独自の栽培手法で、

高品質の葡萄を産出。

ピーター・マイケルやパッツ&ホールなど優秀な醸造家にだけ葡萄を提供、

そのワインが高評価を受けました。

1998年、葡萄を有名ワイナリーに提供しながら、自らも醸造を始めると、

ピノノワールにはあまり高いポイントを付けないロバート・パーカー氏が高得点を。

そして2008年ヴィンテージには・・・98点!

その貴重な08年のPisoni、ジェフさんが持参してくださいました。

なるほど~!98点、全てにボリュームのある、スケールの大きなワインです。

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これだけ美味しいワインが出てくると食事のマリアージュは大変ですね。

カリフォルニア・ワインの最大の欠点は、美味し過ぎること!

料理は、全体に、僕には味付けが淡白ですので、失礼ながら、塩をいただきました。

パークハイアット東京のサービス・スタッフの動きが素晴らしいです。

ホテル通が最高評価をされるのが、よく分かります。

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毛ガニのタルタルとラディッシュのマリネ、ピメントの香り、

うるいと独活、菜の花

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ホワイトアスパラガスのスチームと日向夏のソース

筍とたらの芽

Luciaのシャルドネでいただきました。

カリフォルニア・ワインの中でも、すっきりしたエレガントな酸ですので、料理にも寄り添います。

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タスマニアサーモンのコンフィ 新玉葱の泡 イエローズッキーニとマーメラス ビーツ

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岩手県産白金豚背肉のロースト 新生姜のジュ 丸茄子のピューレと露椎茸 人参 空豆

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長男のマークさんが栽培を、来日されたジェフさんが醸造を担当。

今やカリスマとなった父親のゲーリーさんはビデオでメッセージを。

来年は「日本に行ってみようか」とおっしゃっているそうです。

破天荒なロック・スターのようなお父様と違って(^<^)真面目タイプのジェフさん。

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数年前、麻布十番にあった『カリフォルニア・ワインガーデン』という店で

サンタルチア・ハイランドにあるピゾーニ畑の位置、そのワインの飲み比べ会を主催されていた

海老原卓也さん、今はilovecalwineというインポーター会社を立ち上げ、

念願のPisoni家からの初来日、ワインメーカーズ・ディナーとなりました。

皆さん、大満足のワイン会、海老原さん、よくここまで・・・ではなく、

ここから更なるスタートですね!

全国に40店舗を展開する天ぷらの『つな八』グループ。

その旗艦店、新宿『つな八 つのはず庵』で三代目社長の志村久弥さんに天ぷらのお話を

ニュージーランドでワイン造りをされている『大沢ワインズ』の大澤泰造さんにワインについて伺いながら、

贅沢な夜、でも、『つな八』さんのお値段はとてもお値打ちなんです。

天ぷらとニュージーランドワインはとても相性が良いのです。

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生産者の顔が見える野菜。

素材も厳選。

わあ、こんなお品書きも用意していただきました。

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先付けは、『大沢ワインズ』のスパークリングで。

先日、ニュージーランドのコンクールでゴールドに輝いたシャンパーニュ方式のスパークリング。

優しい泡立ち、酸が穏やかですので、シャンパーニュのように強く主張するところがありません。

日本食に合う所以です。

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スパークリング、ソーヴィニオンブラン、シャルドネ、ピノノワールと合わせていきました。

白のソーヴィニオンブランとシャルドネが日本食に合うのは当然ですが、

大沢さんのピノノワールが天ぷらととても相性が良いのは発見でした。

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僕は『つな八』さんのカリッとした天ぷらが好きです。

しっとり派に対して、カリッ派ですね!

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天ぷらコース、その一部をご覧いただきましょう。

定番、キスは外せません!

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3種類の野菜。

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新作にも取り組み、志村社長と料理人さんで会話をしながらメニュー開発をされています。

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コースの中盤、ガスパッチョを出されるのが『つな八』流。

これで油が流され、さらに食が進みます。

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稚鮎。

泳いでいるように揚げていただきます。

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スモークしたトロの天ぷら。

『つな八』さんの定番になったひと品。

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ワイン通でもある志村さんはシェリーで合わされます。

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天ぷらとワインのマリアージュ、興味が尽きません!

5月にリリースされたばかりの『大沢ワインズ』さんの2013年ヴィンテージと

『つな八』さんの天ぷらのマリアージュ会が決定。

楽しみ~!

金沢新名所『玉泉邸』

2014年04月05日(土)

金沢、兼六園のすぐそばにある石川県指定名勝『玉泉園』の武家屋敷がリフォームされ、

和食の店『かなざわ玉泉邸』として再生されました。

このプロジェクトの中心になって動いたのが僕の大学バンド時代の先輩。

先輩の依頼で、僕もワイン選びなどのお手伝いさせていただきました。

荒れた庭園を整備して、史跡として維持する為にどうすればいいか・・・

文化財を守るための一つの方策としても注目されます。

でも、料理店は美味しくなくちゃ~

これが、また、美味しく、しかも、お値打ちなんです。

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武家屋敷は築4百年という古いもの。

ここも名勝に指定されていると改修は不可能でした。

幸い、指定は庭園だけ、そこで、屋敷を店舗に改装することになったのです。

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メインダイニング、天井を高く持ち上げています。

床の間だったところにガラスを嵌め、庭園を望めるように。

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テラス席で庭園を眺めながら、抹茶やコーヒーも、1200円でいただけます。

入園料は700円ですから、ここでお茶をいただきながらのほうが、ずっとお得ですね。

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裏千家の今日亭を模した部屋。

裏千家の創始者、千宗室は長く加賀藩に仕えていました。

本家の今日亭は焼失して再建されたものですが、こちらは当時のまま。

狩野探幽の襖絵を弟子が模写したもの。

400年の時の重みが感じられます。

ただし、これはオープン時だけの公開。

貴重な文化財、酒に酔って、破ってしまっては大変です!

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料理長は片折卓矢さん。

金沢で1,2と言われる『つる幸』でセカンドを勤めていた方です。

目が活き活き、この人の料理は上手いと、お見受けしましたが、その通りでした。

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女将は料理長の奥様。

元は『つる幸』の厨房にいらしたんだそうで、職場結婚!

厨房が分かる女性が女将というのは、強いですね。

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『曲水の宴(うたげ)』

兼六園から流れ込む流水で庭園に小さな滝が作られています。

食前酒はかつて水に浮かべて、和歌を楽しんだ『曲水の宴』にちなんで。

泡立った茶碗蒸し。

この泡に微かな海の香り。

定番になりそうな一品。

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これも定番にして欲しい。

加賀百万石、前田家の家紋のモナカ?

中はフォアグラとピクルス。

これはワインが合いますね!

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加賀料理と言えば、海老しんじょうと汁もの。

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魚貝もご当地ものが豊富です。

野菜の味付けもそこはかとなく。

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各テーブル每に、炊き込みご飯。

この日は山菜ご飯です。

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つけものや味噌汁、おかずもいっぱい。

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デザートも勿論、料理長の手作り。

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さて、ランチタイムに、これだけいただいて、お値段は、

何と、3500円!

ご一緒したソムリエさんと、「安過ぎる!ダメ!」と叫んでしまいました。

これだけ食べたら、上の5000円、7000円のコースに行く必要が無いじゃなないですか!

庭園は回遊式の武家庭園、ゆっくり散策して昼食。

夜は樹木がライトアップされます。

金沢、新名所、ここは文句無く流行ります!

ささやかなお手伝いが出来て良かった~。

お疲れ様、宮崎シェフ!

2014年03月29日(土)

丸ビル5階でミシュラン1ツ星を得ている『オーグードゥジュール・ヌーヴェルエール

シェフの宮崎慎太郎さんが4月15日で退任されるということで、連日、ファンがつめかけています。

宮崎シェフは僕が宣伝に努めている愛媛県宇和島産のブラッドオレンジを

よく使ってくださるシェフのお一人です。

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ふんわりシフォンケーキはミモレット

そば粉と生ハムのガレット 右上がキントア豚のビスキュイサンド

パプリカ、キャビア、根セロリのカクテル

シャンパーニュでいただきます。

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16種類の野菜を彩り豊かに「テリーヌ・ド・レギューム」

16種類の野菜を12の味付けで、テリーヌに。

手のかかったものは美味しい!

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最高級の海老、オマール・ブルーのミキュイをマコモダケで包んで

ウドのフランを添えて

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ソムリエの鴨志田さんが選ばれたのはジュラ・サボワのシャルドネ。

シャルドネでもハーブやオリエンタルな味わいのするものは単純にブルゴーニュに

しないことが大切ですね。

料理とワインの複雑味がさらに増します。

宇和島産ブラッドオレンジ「モロ」を纏ったフランス産ホワイトアスパラガスと

フォアグラのロースト 「モロ」のフレッシュサラダ仕立て

ヨーロッパの春はホワイトアスパラガスから。

日本の春はブラッドオレンジから!

ブラッドオレンジはフォアグラとも相性が良いんですね。

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料理の基調が鮮やかな赤。

ワインはボージョレーのロゼ、というのがソムリエの選択。

ライトアップされた東京駅の駅舎を望む春の宵~♫

ソムリエの鴨志田さん、この4年でずっと大人のサービスをされるようになりました。

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山口県萩産 キジハタのロースト モリーユ茸のソース

キジハタの表面に虹色が浮かび上がります。

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メインはバスク産のキントア豚を選択。

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ワインは今、話題のマルゴーのサード・ワイン。

マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー2009。

先日、総支配人のポール・ポンタリエさんにインタビューさせていただきました。

市販価格を7500円くらいに設定、マルゴー入門編として若い皆さんに飲んで欲しい、とのこと。

オジサンだって飲みたいです!

ちょっと荒々しい、若さの奥にマルゴーのエレガントさも。

これは料理に合いますね~。

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デザートには、またまた宇和島産ブラッドオレンジが。

「モロ」のジュレ。

マンゴーの球体と紅茶のムース、周りを包んでいるのもブラッドオレンジ。

香りも素晴らしい!

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宮崎シェフ、これからどんな展開をされるのか楽しみです。

4月15日まで全力投球。

料理は最終コーナーで、さらに美味しくなったような気がします。

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予約は取りにくくなっていますが、丸ビルでの宮崎シェフ、最後の料理、

名残を惜しんで、いただきましょう!

ワイヘキ島ワイナリー巡り

2014年03月23日(日)

ニュージーランド最大の都市、オークランド。

港からフェリーで35分のワイヘキ島はワイナリー巡りなどに1日は割きたい観光スポットです。

ワイン、レストラン、サービスの質が、また素晴らしく、皆さん、感動されます。

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島の斜面に広がる葡萄畑。

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こちらは小さなワイナリー、Peacock Sky。

カリフォルニアのソノマみたいな佇まいです。

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手作り感いっぱい。

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「大沢ワインズ」オーナーの大澤泰造さんも試飲。

3000円から4000円くらいの値付けに納得です。

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この日はストームの後で海が荒れ、船酔いでグロッキーの人も(^<^)

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ショップのお姉さん、プロフェッショナルです。

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奥のレストランで可愛い日本人の女性を発見!

と思いましたが、ご両親が日本人で、彼女はこちらの生まれなんだとか。

移民の多い国、ニュージーランド、日本ともご縁が深いです。

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蝶々のマークのPeacock Sky、現地で買って持ち帰るほどではないと思いますが、

どこかで見つけたら飲んでみましょう。

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島にはオリーブの木も沢山植わっています。

こちらはオリーブ園の直売場。

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試飲コーナーがあります。

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ギリシャやイタリアのオイルも揃え、比較試飲。

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オリーブ工場では、見学も。

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世界4000のオイルの中から上位20位以内に入ったという、こちらのオリーブ。

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こちらは大規模なワイナリー。

丘の上のレストランです。

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観光客でいっぱい。

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ワイン・ショップも。

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天気が良い日は、やはり外で飲むのが一番ですね~。

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こちらはモダンな作りのCable Bayというワイナリーのレストラン・ショップ。

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インドアは本格料理をいただくレストラン。

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外はドリンクだけとかカジュアルなコーナー。

風が心地良いです。

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ワインが生活の一部になっている国、

ゆったり語らいながら過ごす休日の午後。

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レストランの料理が美味しくて、ビックリ。

そんなに驚いていると失礼かな?

観光地のレストラン・・・と軽く見ていて、ごめんなさい。

ニュー・ニュージーランド・キュイジーヌ、

レベルは高いです。

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CABLE BAYヴィンヤード、シャルドネを。

サービスもこなれています。

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こんな景色を望むレストランですが、

料理やワインの質が高くなければリピーターはありませんよね。

観光客だけでなく、地元の家族連れ、恋人たちも通うワインの島、

日本でもワイナリーのレストランやショップがありますが、なかなか、ここまでのものは(~_~;)

日本のワイナリーの皆さん、頑張ってくださ~い。

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島に在住の日本人ガイドさんが案内してくださいます。

www.islandwine.co.nz

アイランド・ワイン・ツアーにご相談になってください。

ワイヘキ島、満足度の高い観光スポットです。


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