キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

充実のカウンター・イタリアン

2014年10月12日(日)

麻布十番のイタリアン『ラパルタメント・ディ・ナオキ』、2年ぶりくらい?の訪問。

どんどん料理が多彩に、そして複雑化、深化しています。

横江直紀シェフがカウンターで客と語らいながら料理を作る「ナオキの部屋」というコンセプト。

開店から間もなく4年、僕はこの店、最初の客。

開店日を知らなくて2日前に行ってしまい、横江シェフも何となく?料理を出してくださったもので。

カウンター・イタリアン、8席の料理の進み具合への目配りも絶妙、

これで、コースが8000円は、お値打ちです。

十勝マッシュルームのスープ

周りに削り節のように散らしてあるのは、スモークをかけたフォアグラのテリーヌ

最初から飛ばしています(^<^)

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ワインは1本、持ち込ませていただきました。

抜栓料2500円と聞くと、ワイン・ファンが押し掛けそう。

ドメーヌ・ルフレーブ、2003年はヴォリュームがあります。

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2皿目でバーニャカウダ。

とりあえずバーニャカウダを食べている間に2品目を・・・ではないところが好いです。

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前菜の盛り合わせ

バルサミコ酢を使った〆鯖、好きです。

バルサミコでワインとマリアージュするんですね!

いつもの事ながら、この盛り合わせで、ワインをいっぱい飲みたい。

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赤ワインはお店のリストから。

アルジャーノ2007、ちゃんと熟成していて美味しいです。

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鹿モモ肉の温かいサラダ。

彩りも鮮やか!

旨い!

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岩手県産マツタケ!自家製のタリオリーニ、

鶏、九条ネギ・・・季節の味と香り。

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まだまだ、ありますよ~!

マグロのタリアータ、金時草のソース

こんなに出して大丈夫?

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お口休めをいただいて。

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メインは小食の私、小さめでお願いしました。

十勝ハーブ牛の炭火焼き

マコモダケと共に。

さっそく愛媛のマコモダケの売り込み(^<^)

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さらにリゾットも?

スッポンといぶりがっこのリゾット。

いぶりがっこがリゾットになるんですね~。

いぶり=スモークはワインに合います。

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イチジクのタルト 黒糖のジェラート

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ハーブ茶をいただいて

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久しぶりにカウンター越し、横江シェフと食材談義をしながら、

この形のイタリアン、贅沢です。

もっと頻繁に来なくちゃあ!

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今、文庫本の世界で、よく売れているのが『調理場という戦場』という本です。

オーソドックスなフランス料理の名店『コートドール』の斉須政雄シェフが2002年に

単行本として出されたものが文庫になって、今、また評判になっているという次第。

フランス修業時代から帰国後の開店、そして幾多の後輩を育てる、調理場での「闘い」、

明確な指針を示せないリーダーが多い時代、この本がよく読まれている理由が分かります。

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フランス旅行中に持参。

帰国すると、久しぶりに斉須シェフの料理を食べたくなってしまったのです。

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赤ピーマンのムース。

シンプルに「どや!」という感じ。

斉須シェフは幾つ、定番、18番を持っていらっしゃるでしょう。

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穴子のテリーヌ、ピクルス添え。

これも定番中の定番。

時代の尖端を走る料理もいいですが、長い年月を重ねた料理には

やはり、「味」があります。

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梅干し、青じそのスープをお願いするのを忘れていました!

今をときめく、日本のシェフの皆さんがいらっしゃいます。

でも、その中で、これは自分のスペシャリテ、と言い切れる料理を持っている方は

そう多くありません。

しかも、何種類も「定番」を持っているシェフとなると・・・

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愛媛、今治産マナガツオのロースト アンチョビソース

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国産牛テールの赤ワイン煮込み。

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料理は日本人なら2人でシェアして丁度好い大きさ。

まあ、よく煮込んでありますね~。

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何の衒いもなく、どーんと。

口の中で牛テールが、はらりはらりと蕩けていく感じ。

シンプルだけど深い!

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伝説のシェフが、ご挨拶してくださいました。

男、斉須政雄!

揺るぎの無い料理は健在です。

  1. 六本木にニューヨークで人気の(という)ステーキハウス、『ウルフギャング』が開店した時、

ご招待いただいたのですが、私は正直、この業態は日本では苦労するだろうなあ~と思いました。

ところが~!予約が取れないほどの大人気。

そこに、もう1軒、ニューヨークやハワイで人気(という)『BLT STEAK TOKYO』が加わったのです。

「という」と言うのは、皆さん、ニューヨークで行った~とか、ホノルルで~とかおっしゃいますが、

僕は初体験なもので(~_~;)

場所は六本木一丁目の泉ガーデン。

こちらも9月19日に開店してすぐ10月の予約が埋まってしまうほどの大人気。

日本人って、こんなにステーキが好きでした?

しかも、アメリカのボリューム満点の・・・

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チキンレバーのムース。

ニューヨークの店と同じメニューだそうです。

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これが『BLT』で人気のパン。

大きなキノコの形をしていますが、これがフカフカなんです。

旨いです。

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マグロのタルタル、アボカド、ライム醤油ドレッシング

アメリカぽいですね。

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蟹のハンバーグ?

クラブケーキ メイヤーレモン ラディッシュサラダ

わあ、お腹がいっぱいになるぞ~(~_~;)

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さあ、出てきました!

今、人気の熟成肉。

28日熟成ドライエイジング骨付きNYストリップ、750g!

高温で表面をカリカリに焼いて香ばしく、美味しいです。

ただ、量が・・・と思って隣のテーブルを見ると美女が一人で~!

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がっつくいってしまいました~!

人間てやつは(^<^)

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インテリアもアメリカぽく?

個室もありますので、肉食女子会とか?(^<^)

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普段から小食の僕は、ちょっと圧倒されますが、

若い仲間と、色々な肉をシェアしながら飲むと楽しいでしょう。

ワインがリーズナブルな味付けなのが、また嬉しいです。

元リッツカールトンの中田さんがシェフ・ソムリエ。

肉にマリアージュするワインセレクション。

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『BLT STEAK TOKYO』

「肉の時代」、まずは行ってみなくては!

進化する店を訪ねるのは嬉しいものです。

八丁堀『シック~プッテートル~』は、今、一番、進化している店かもしれません。

毎週のようにシェフや食の専門家が訪ね、その「来襲」にも耐えて?

軽やかに成長しています。

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ラングドック産オリーブ 三日月リュックをつまみながら、シャンパーニュで乾杯。

ワインはオーナーの星さんにお任せすると楽しいです。

バスクのキントア豚のサラミ 一頭で、これだけしか取れない貴重な部位。

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スライスして、いただきます。

お~ジーザス!

と思わず口にしてしまうので、ジェズというらしい。

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キャラウェイという香りの強い実の中に埋め込まれたチーズのクッキー。

取り出して・・・周りの実は食べないで!

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和菓子のような・・・ギモーヴ

パンプキンシードオイルとミルク ピスターシュ

ピスタチオの香ばしさ。

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ブーダンノワールのクロケット ラクレットチーズのソースで

豚の血で作るブーダンノワールをコロッケに。

血の臭いを閉じ込めて。

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黒イチジク フォアグラのテリーヌ

これも傑作!

ここまでがアミューズブーシュです。

投稿サイトを見ると、延々と続くアミューズはいかがなものか、と書かれていますが、

その方、ワインを飲まれないのでは?

6つの「お楽しみ」はワインとのマリアージュが無いと、味気ないでしょうね。

飲まなくちゃ~!

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おお!勝負に来ましたね~!

徳島県産 岩牡蠣のショーフロア アボカドのサラダ。

岩牡蠣を枝豆のピュレ、海水のジュレで覆っています。

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鱧と松茸

エシャロット トマト コリアンダー

鱧コンソメのミルクフォーム

鱧と松茸なんて反則技です!

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フランス ボルドー産 仔牛の外モモ肉とリドヴォ

ジュ ド ヴォとベシャメル

キノコ かぼちゃのニョッキ

エロ旨!

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桃と新生姜のコンポート

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これも和菓子のよう。

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パリの下町レストランのような風情で始められたお店。

生井シェフの料理はアイディア豊富で、どんどん進化。

オーナーソムリエの星さんと一緒に、そのままパリの下町に進出されては~?

ミシュランの星、取れちゃうかも?

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また、季節が移ったら、伺いましょう!

更なる進化を楽しみに。

愛媛の地酒とイタリアン

2014年09月16日(火)

気鋭のイタリア料理、田窪大祐シェフと愛媛県内子町『酒六酒造』の日本酒のコラボ。

シェフは愛媛県今治市の出身、内子町から蔵元の武知直之さんも上京、となれば

愛媛愛の僕が行かない訳にはまいりません。

田窪シェフからは、お互い、愛媛の応援をしているのに、何故、うちに来ないの?と。

ホント、こんなに美味しいイタリア料理を食べさせてくださる店は、そう多くはありません。

アーリア・ディ・タクボ』もっと、早く行くべきでした~!

瀬戸内産かき小町

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今治産 燻製マナガツオのカルパッチョ カプレーゼ仕立て

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合わせる酒は、幸三郎びん火入れ 大吟醸(辛口)

ワイングラスでいただきます。

刺身などを想定した喉越しスッキリの辛口がカルパッチョにピッタリ。

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徳島産 鮎の炭火焼 加賀太胡瓜とおかひじきのサラダ添え

おかひじきのサクサクした食感がいいですね~。

炭火焼き鮎の美味しいこと!

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我が故郷、宇和島産生しらすとカラスミの冷たいカッペリーニ。

日本酒とイタリアンのマリアージュ会では、かつて納得のいかないことがありました。

でも、『酒六酒造』さんの大吟醸は辛口でも旨味、膨らみがありますので、料理を

包み込んでくれます。

田窪シェフの食材も絶妙で、日本酒と共鳴する何かをさりげなく入れて。

生シラスと日本酒、合わない訳がありませんね。

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吹毛剣大吟醸(辛口)で。

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手打ちパスタ トレネッテ 愛媛県が推奨する甘トロ豚のラグーソース。

ここはトスカーナの赤ワインが欲しくなるところですが・・・

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一刀両断 中汲みびん火入れ 純米大吟醸(辛口)

一刀両断で脂を断ち切ります!・・・そっちですね。

脂を楽しむマリアージュもありますが、なるほど・・・

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これも愛媛県が推す媛っこ地鶏の炭火焼に

合わせるのは、七星剣 純米大吟醸(やや辛口)

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鶏はやはり炭火焼がいいですね~!

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愛媛県内子産ピオーネとグレープフルーツのグラニテ

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デザートワインに代えて葡萄リキュール

ぶどう畑に誘われて・・・まあ、何と魅力的なネーミングとラベルなんでしょう!

葡萄果汁をピューレ状にして米焼酎とハチミツ・・・旨い!

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酒粕のケーキ・・・これもマリアージュしますわ~。

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蔵元の武知さんは何となくサラリーマンの趣き。

実は2年前まで、東京、品川で勤務されていたサラリーマン。

先代が亡くなられ、小さな蔵を存続させるか迷った末、退職、ふる里へ。

東京というマーケットをよく御存知ですから、どのお酒もハズレがありません。

愛媛の日本酒は甘めのものが多く、僕はちょっと力が入らなかったのですが、

『酒六酒造』さんの日本酒は旨く、バランスも素晴らしいです。

もっともっと知っていただきたい、隠れた名酒。

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田窪シェフも日本酒に合せ、自在にマリアージュ。

美味しいイタリアンでした。

これまで伺わず、失礼しました~!


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