キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

英語でしゃべらナイト!

2014年12月11日(木)

杉本隆英、美代子御夫妻のCh.igai Takahaとミシュラン星付き『アルシミスト』の

山本健一シェフの料理。

カリフォルニアの、いや、先般、ワインスペクテイター誌で世界のワイン100の第8位に

選ばれたので、世界を代表する!醸造家グレッグ・ブリュワーさんを迎えてのディナー。

今回は、英語で会話ができる女性だけに呼びかけ、「英語でしゃべらナイト」。

山本シェフと飯塚ディレクトールはフランス語のみ・・・でも、グレッグさんはかつて

フランス語の先生もしていらっしゃいました・・・ということは、コミュニケーションが取れないのは

主催者の僕だけ~?(~_~;)

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いつも独創的な山本シェフの料理。

じゃがいもではありません!フォアグラ!

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山本シェフのスペシャリテ、レンズ豆とフォアグラ。

フォアグラを削るという発想が素晴らしい・・・

杉本さんの「イガイ・タカハ」、漢字シリーズは漫画『神の雫』でも紹介され、

今やワイン・ファンなら皆さん、御存知。

杉本さん御夫妻とグレッグさんのコラボレーションで生まれた日米合作ワイン。

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チチャロン、甘海老、オレンジ。

豚の皮を油で揚げた煎餅のようなものがチチャロン。

甘海老と・・・カリフォルニアのシャルドネがぴったりですね。

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ビーツ、帆立、ザクロ。

店名の『アルシミスト』は錬金術師の意。

意外な組み合わせで、まったく新しい味体験。

ザクロも好いですね~。

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グレッグさんの熱いトーク。

ワインへの思いが伝わり、皆さん、ますますグレッグさんのファンに。

やはり通訳無しだとスムースですね~僕は分かったふり(^<^)

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安納芋・・・フランス式、焼き芋?

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こんな形で。

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銀杏、スジアラ、サフラン。

火入れの見事さ。

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むかご、猪豚、セージ。

むかごをフレンチで・・・猪豚に合いますね。

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柿、酒粕、ローズマリー。

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語り足りないくらい・・・ワインも空いて・・・

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英語が飛び交うレストラン、

なかなか、お洒落な企画でしょ?

自画自賛の夜でありました♫

ニュージーランド最高のワインは?と聞かれれば、ほとんどの人がProvidence! と

答えることでしょう。

ボルドー右岸のシュヴァル・ブランをこよなく愛し、そのエレガントさをNZの地で

実現されたジェイムス・ヴェルティッチ氏が来日され、メーカーズ・ディナーが、

このワインに相応しい最高のレストラン『シャトー・レストラン・ジョエル・ロブション』で

開かれました。

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今回は2010年ヴィンテージのお披露目も兼ねた来日。

なんとそのラベルには元読売ジャイアンツの桑田真澄投手のサインが!

桑田さんとジェイムスさんは2008年に初めて出会い、今では父子のような仲。

この2010年では桑田さんが収穫から醸造までお手伝いをされたそうです。

そこでジェイムスさんはラベルに桑田さんの現役時代の背番号18を入れ、

更に、サインまで!

これが、日本だけの限定ラベルかと思いきや、全世界、全ボトルなんです!

もう、これはお二人の絆のワインとしか言えません。

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プロヴィダンス~神の導き~というワインを造られるのですから、さぞ気難しいかた、

と思いましたが、元弁護士、理路整然ですが、語りは穏やか、鼻眼鏡で微笑まれる

温厚な紳士でありました。

桑田さん、幸せだな~と、ちょっと嫉妬(^<^)

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この料理を見て、ロブションさんの定番と答えられないようではダメですね(^<^)

雲丹、甲殻類のジュレに滑らかなカリフラワーのクレーム。

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サーモンをタルタルにしてジャガイモのゴーフレットを添えて。

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フォアグラ プランチャで焼き、スペルト小麦のリゾットと共に

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NZワインといえば、やはり仔羊!

様々に変化させたナスとクミン タプナードとともに。

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シャトー・レストランの特別室。

シェフ・ソムリエの信国さんが主催されるワイン・メーカーズ・ディナーは

毎回、facebookで募集をかけると秒殺で定員いっぱい。

この贅沢な空間に加わるには、まず、信国さんと繋がるしかありません。

最高のワインと最高の料理、サービス・・・ま、秒殺ですね(^<^)

話題の新店、日本橋『ラペ』

2014年11月26日(水)

今年はフレンチに新店が少ない中で、注目は、『オーグードジュール~メルヴェイユ』で

腕をふるわれていた松本一平シェフの動向でした。

『オーグードジュール』グループからは『ヌーヴェルエール』の宮﨑シェフが、名門リッツカールトンの

グランメゾンに移籍され、さて・・・と思っていましたら、松本シェフは

これまで馴染みの日本橋で、『ラペ』という、好い広さのフレンチを開店されました。

松本シェフは『メルヴェイユ』で、オーソドックスなフランス料理も新感覚と呼ばれるスタイルも、

両方こなされていました。

さて、ご自分の店となると・・・

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こちらでした~!

勿論、新感覚とは、フランス料理の伝統を踏まえた上での「新」ということ。

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フォアグラとイチジクはオーソドックスな雰囲気も出しつつ。

旨さがしっかりですね。

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多種類の野菜を組み合わせたサラダは感覚と味覚に訴え、しかもヘルシー。

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火入れには低温調理も取り入れ、ソースにも味わい。

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これは、もう、僕の好きなフレンチのスタイルです!

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パティシエもなかなかの腕を持っていらっしゃいます。

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松本シェフは今年、40歳。

若さにまかせて、突っ走るのではなく、何事も程良く?

お値段も『オーグードジュール』仕込み?なのでしょうか、

お客様の負担にならない、優しい価格。

早目に予約して出かけたいお店です。

『エスキス』とマコモダケ

2014年11月18日(火)

ミシュラン2ツ星『エスキス』で、僕が応援している、故郷、愛媛県北宇和郡鬼北町、

武下さんのマコモダケを使ってくださっているということで伺いました。

マコモダケ、トウモロコシのように皮を剥いで使います。

武下さんは極力、自然に近い状態で野菜作りをされ、暮らしぶりも「仙人」のようだそうです。

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シェフのリオネルさん、マコモダケをこんな形で。

最近、いただいた料理の中でベストかもしれません!

フォアグラを馬肉で巻いて更にマコモダケのスライスをまとわせる・・・

そこに、馬肉のコンソメを注ぎます。

これは参りました!

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リオネルさんが、武下さんのマコモダケをほとんど買い占め状態。

この料理には、マコモダケの「主張しない存在感」、食感がどうしても必要です。

仙人、武下さんに食べさせたい!

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元々、僕は、『エスキス』が一番美味しいかもしれないと、言い続けてきましたが、

このところ、香草やスパイスの使い方が見事で、ひと皿の中に幾つもの味わいの変化が

楽しめます。

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料理のポーションは小さく、何皿もありますので、写真はその一部。

リオネルさん、日本の食材をすっかり使いこなされるようになりましたね。

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ミシュランは、ここを3ツ星にしないと、評価全体のバランスが崩れてしまいますよ~。

『イリエ~ル・ジョワイユ』の入江誠シェフがイタリア料理の人気店『カノビアーノ』植竹隆政シェフを

迎えて「秋の饗宴コラボレーションディナー」。

入江シェフの本拠に先輩の植竹シェフを迎え、日本の食材を使って自然で、身体に優しいイタリアンを

提唱されている植竹シェフに添う形でフランス料理を、という興味深い、何とも贅沢なコラボ。

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植竹シェフは「シマエビとカラスミのカッペリーニ」

入江シェフは「帆立貝と蕪のマリネ ミモレット添え」

ワンスプーンですが、一口では勿体ない!

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この色合いは入江シェフですね。

秋刀魚のマリネと秋茄子のバヴァロワ 燻製薫のトマトのジュレ

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植竹シェフのイタリアンで、

真鱈の白子のポワレと百合根のリゾット 九条ネギとマイタケのソテー添え

アクセントのドライトマトがイタリア料理らしい。

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ホウボウのポシェ パスティスの効いたサフランブイヨン 昆布と春菊を浮かべて

身体が温まりますね~。

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植竹シェフのイタリアンは、

鳩・大根・ほうれん草のカサレッチェ モリーユ風味

イタリアの田舎に来たみたい~♫

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肉料理はヴァドゥーヴァンの香る仔羊のロースト ジロール茸 牛蒡 胡桃のグラッセ

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デザートは植竹シェフ、正に秋!

渋皮付き栗とエスプレッソのプリン 栗のスープ

デザートの傑作ですね!

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先輩、後輩がイタリアン、フレンチの、有るようで無いようで、しっかり有る?

壁をぐっと低くして、自然な味付けでの、国境を越えた皿の数々。

秋の贅沢ディナーでありました。


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