キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

2009 年 11 月のアーカイブ

日曜も大忙し

2009年11月29日(日)

このところ仕事がたてこんでいますが、そうなればなるほど遊びの予定を入れたくなります。

日曜くらいゆっくりすればいいのに・・・

我らがチイタケを最初にメニューに入れてくださったのが新宿の「ブリコッラ」さんです。

そのトラットリアで僕の大好きなキアンティ・クラシコの造り手が来られてワイン会があるというので

出かけました。

あのペルカルロやリコルマのワイナリー、サンジュスト・ア・レンテンナーノです。

3人が跡を継がれているそうですが、今回はワイン造りのルカさんが来日。

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シェフの北村さん、「今日はトスカーナ料理なのでチイタケは出てきません」

やはりキアンティには土っぽい料理がいいですね。

阿蘇黒豚のサルシッチャ!

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サンジョベーゼ種を使ったワインの中でも指折りのペルカルロ。

僕の大好きなワインです。

2005年ものでしたが、この年はちょっと軽めかな?

ユーロが安くなったので、今は、お値打ちです。

リコルマは今回が初めて。

最良のメルローの一つと言われるだけのことはあります。

エレガントです。

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ワイン会の後は、年下の友人Kさんの書画展、駒込へ。

ここで発見、軽井沢「ワイン・バー みや川」。

そう、Kさんは僕の店の看板を書で書いてくださいました。

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何種類もの字体で書いていただき、僕が選んだのは・・・という例示ですね。

休日、手を真っ黒にして、こんなに書いてくださいました。

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Kさんはこんな人です。

右が自画像。

この顔にご用心!

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早稲田大学書道研究会のお仲間と年に一度の展覧会「祭ばやし」

それにしてもたくさんの人がいらっしゃますねえ。

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年を重ねる内に、お子様も出来、歩けるようになって・・・

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山口百恵さんのメモリアルCDも。

百恵さんが書かれた字を見ながら、あくまで自分の字体で百恵さんの名前を。

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CDジャケットに採用されたのが、これ。

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先週は僕も学生時代の仲間と荻窪でライブをやりましたが、

音楽を職業にしなかった分(できなかった?)、自分の好きなスタイルの演奏ができます。

Kさんも会社や金銭に関係の無いところで楽しんでいらっしゃるので、

こんなに自由な作品が生まれるのでしょう。

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ちょっとエロイところも、さすが早稲田の後輩です。

頂き物に、共同購入に

2009年11月28日(土)

すごいワインを頂いたり、共同購入で、セラーが急に華やかになりました。

しかも、皆、カリフォルニア・ワイン!

かつて、カリフォルニア・ワイン会に誘われ、ナパ、ソノマはおろか、産地や造り手まで当てる

ブラインド・クイズを始める皆さんを見て、フランス、ブルゴーニュ派だった僕は、

「ここは異教徒の集まりだ」と、つぶやいたものでした。

(もちろん、その集まりでは僕が異教徒だったのですが)

それが今や、時にカリフォルニア・ワインについて書いたり、語ったりするようになりました。

そんな僕に、贈り物が・・・久しぶりに飛び上がりました。

チョー嬉しーい!!

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6月、カプコン会長、辻本憲三さんのKENZO ESTATEのリリース・パーティで

比較テイスティングに出されたカルト・ワインの数々・・・

スクリーミング・イーグルやハーラン・エステイトなどの中で、後まで強い印象を残していた

colgin 2006!(コルゲンではありませんよ)

次世代のカルトといわれるsloanとともに新鮮な驚きでした。

それを、頂いたのです。

そして・・・ハーラン・エステイトのワイン・メーカー、ボブ・レヴィーとsloanやブランキエの

ワイン・メーカー、マーサ・マクレランの最強夫妻がタッグを組んで350ケースだけ!

まさにカルト!「レヴィー&マクレラン 2004

箱が重い!

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お馴染みのシェイファーも!

ヒルサイド・セレクトは2002年に念願のパーカーポント100。

2004年の出来は?

脇で連れ合いが「売ったら幾ら?」

「売りません」

頂き物を売れませんよね!

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ありがとうございました!!

続いて、こちらは共同購入。

まだ、飲んだことのないアロウホ。

これは買ったものですから、売れます!

軽井沢「ワイン・バー みや川」で、お客様が、

「ほお、珍しいワインを揃えてるね」と、どんどん空けてくださらないでしょうか?

(まあ、きっと自分で飲んじゃうことになるのでしょうね)

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マヤは今年2回飲みましたが、とても強いので、自分のものはしばらく寝かせておくことにします。

デザイン、スッキリですね。

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ダラ・ヴァレとのショット・・・堪りません!

僕も、すっかりカリフォルニア党??

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「サイドウェイズ」を観た後は

2009年11月27日(金)

日本版「サイドウェイズ」、カリフォルニア・ワインを語るには必ず観ておかなければと、

オフの一日、新宿まで出かけました。

切符を買う時、ちょっと躊躇して、でも、当然の権利として「シルバーです」。

1000円で映画を観られるんですよ。

アメリカ版「サイドウェイズ」がとても好きな映画でしたので、シチュエーションに

溶け込むのに時間がかかりました。

それなりによくできた映画ですが、ワイン・ファンとしては、舞台になったワイナリーや

ショップの外景をちゃんと、ゆったり撮って欲しかった。

何より、もっとナパの景色をロングでいっぱい撮り、自然の中の人間の、愚かだけれど愛すべき

営みを、天の、神様の目線から描いて欲しかった。

でも、この映画、観た後は飲みたくなりますね。

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新橋の「ワイン蔵」へ。

試写会と合わせて二回観たという友人S君、西海岸帰りのNさんを呼び出して・・・

鈴木京香さん扮するヒロインが働いていたワイナリー「フロッグス・リープ」のソーヴィニオン・ブラン。

この店のバーニャ・カウダ、野菜がとても生き生きしています。

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オーナーのNさんは僕の軽井沢の店にも来てくださいました。

新橋という土地柄か、管理職風の男性がいっぱい。

こんなにお客様が入れば儲かるよなあ・・・と、軽井沢「みや川」のオーナー。

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ワインの値付けのリーズナブルなこと、ちょっとした料理がしっかりしていること。

落ち着いた設え・・・場所といい、この店には流行る要素が揃っています。

次はNEWTONを飲むのが映画の流れですが、在庫が無い、ということで

ちょい不良、キースのジンファンデルを。

ニコルスのジンファンデル、いつ飲んでも美味しいですねえ。

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こんなにカリフォルニア・ワインを飲みたくさせるということは映画に力があったということかな?

ナパ・・・また行きたいなあ。

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ムートン垂直試飲

2009年11月25日(水)

シャトー・ムートン・ロートシルトを9種類、年代を追っての試飲、ヴァーティカル・テイスティングと

フレンチ・フルコースの会にお邪魔しました。

赤坂サカスのレストラン「ヴィエイユ・ヴィーニュ マキシム・ド・パリ」。

会費は45000円。2人だと・・・ううっ!!

2夜連続企画ですが、満席・・・不景気はどこの話?

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まずドン・ペリニョン2000で乾杯!

ノルウェー産スモークサーモンのカネロニ、キャビアを添えて。

ドン・ペリとくればキャビアでしょう。

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テリーヌフォアグラのブリュレ、ドライフルーツのコンポート。

ロートシルトが南フランスで展開するDomaine de Baron’Arquesでマリアージュ。

これも完璧ですね。

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ワイングラスの脚にはワインのエチケットの縮刷が付けられ・・・

最後はどうなるか・・・お楽しみ。

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海の幸の軽いソテー 香草の香り

ここで出されたのが、到着したばかりのOpus One 2006

ご存知、ムートンとモンダビのジョイント。

このオパス・ワンの美味しいこと!

初めて飲んだ1995年を思い起こさせるような・・・何か変わったな?

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長崎県産平目のヴァプール 白ワインソース

白ワインソースですが、ムートンでオーケー。

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2006年のムートンから徐々に9年代、遡っていきます。

時間経過の変化を楽しみに少し残しながら・・・口の中に羊さんが広がります。

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子羊のコートレット 和牛フィレ肉のポワレ

子羊にはムートンです!(普段はなかなか飲めませんが・・・)

総支配人の斉藤正浩さんから「何かムートンの思い出を10分しゃべって」

「10分は無理、5分」

と、言いながら話し始めるとけっこうあるものですね。

世紀の出来と言われた90年がムートンはそれほどでもなかったこと。

僕達の結婚年80年を数年前に飲んだところ、酢になっていたこと・・・まるで僕達の結婚のように!

(これはあくまでネタ。結婚生活はまだまだ熟成を続けていますよ!)

2000年を買った時の思い出に、軽井沢のバーの宣伝・・・けっこういけますね。

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トリュフのリゾット

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マキシムさん、得意のデザート

そして出来上がったのが、これ!

12種類、制覇!

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ムートンは2006、2004、2002、2000、1999、1994,1981,1979,1970を。

一番美味しかったのは・・・2006・・・若いのに?

そうなんです。もうヴァニラの香りが漂い、果実味も豊か。今後、どんなに熟成していくのでしょう。

これは「買い」です。

ポテンシャルを感じるのは、やはり2000・・・美味しいですが、まだまだ、こんなものではありません。

うちのセラーの2000年、しばらくは眺めて楽しみます。

最後は1970年。

僕がNHKに入った年。世紀の・・・と言われるグレートな年。

「うーん」思わず、来し方を振り返ってしまいました。

エレガントに年を重ねた貴婦人です。

(株)ヴィノラム会長で女性ソムリエ第一号の野田宏子さんに伺うと・・・

「最高ですね。古酒好きには堪らないでしょう。」

僕は未だに2006年、キャピキャピのギャル好き・・・反省します。

じっくり自分の職業人としての歳月と重ね合わせると感慨、ひとしお。

ワインの贅、ここにあり、ですね。

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松見早枝子さんが初めて、料理とワインのマリアージュの会を開かれました。

彼女を知っていたのは大学時代で、その後、ミスインターナショナル日本代表で女優・・・

という期間は遠くで!見ていました。

学生の彼女に5大シャトーを教えたのも僕だとか?(誰にでも語るので僕は忘れていましたが)

料理研究家、ビューティになるためのレシピを書かれるようになって、また、食べ歩き仲間になりました。

その松見さんが、今年、めでたくワイン・エキスパートの資格を取られ・・・今度はセンセイに!

僕が教えたのに、彼女がセンセイ??

そう、古くから「出藍の誉」といわれますから、彼女の成長を喜ばなくては!

もともと料理の先生ですから、そこにワインが加われば強いですねえ。

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今回は松見さんの本当の!ワインの先生、ロブションのシェフソムリエ信国さんとのジョイント。

食材に京野菜と椎茸、チイタケ・・・となれば参加しないわけにはいきません。

京丹後から香山さん、徳島から日帰りでチイタケ湯浅さんも駆けつけ・・・

ワインを提供された横浜君嶋屋さんまで参加されると・・・まるで父兄会!!

シャンパンは君嶋さんご推奨の「ピエール・モンキュイ ブラン・ド・ブラン」

君嶋さんから「ピエール、文句言い、なんて僕、言ってませんから」と僕のブログへのクレーム。

まあ、君嶋さんがおっしゃりそうなフレーズということで。

(だって君嶋さん、コルシカ島のワインに出会われた時、これは「凝るしか」ない、なんて・・・寒)

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「京かぶらと青りんごのピンチョス  これから旬の聖護院かぶら、マリネにオリーブオイル」

ちょっと白味噌と、和の食材に洋を。 優しい味。

そこにピシッとモンキュイのシャンパーニュ・・・8000円の会費で大丈夫?

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そして、このパン・・・チイタケ風味なんです!

チイタケがパンに!!

これはイケます!

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「海の幸のベニエ カレーとエストラゴン風味」

さあ、椎茸(濃熟茸)が出てきました。

アルザス、アルベール・ボクスレのリースリング。

花のような香りはゲベルツかと・・・素晴らしいマリアージュ!

香山さんのお父様が作られた壬生菜・・・微かな苦味、辛味がアクセントになります。

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松見さんの料理のテーマは「家庭でできる」ということ。

その強力な味方がSTOUB鍋です。

さあ、そろそろ出来上がりですよ。

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「白身魚のポワレ 季節の野菜、京甘藷のしょうがバニラ風味ピュレ添え」

九条ねぎ、チイタケ・・・「野菜マルシェ」のスター達も・・・すごく美味しい!

ドメーヌ・ヴァレットの「プイイ・フィッセ」で。

ロブションの信国さんが惚れ込む個性派、ロブションではグラスで提供・・・ この深さはすごいです。

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「オージー・ラム 肩肉と京野菜の蒸し焼き」 お一人様用のココット・・・おもてなしに「使えます」。 s-r0015565

ワインはサン・ジョセフのキュヴェ・パピィ’01

つんつん来ないシラー・・・ラムには鉄板ワインですね。

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さらに松見さんのお母様直伝、「栗の渋皮煮」。

彼女の料理の基礎はお母様なんですね!

松見家の姿が目に浮かびます。

ジュランソンをデザート・ワインとして。

「美食の王様」来栖けいさんもいらしたので、無茶ぶりで、コメントを。

珍しくワインをいっぱい飲まれて赤い顔・・・ご自分のお店があるのに、大丈夫?

「これ、今までの栗の中で最高!」

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鳴神さん藤原ヒロユキさん、父兄が駆けつけての第一回、贅沢なワインと楽しい語らい。

白金台「ジョンティ・アッシュ」のシェフ、スタッフの皆様の協力を得て、すごく良かった!

あとは本当のマリアージュ、松見さんの婿探しをヨロシク!


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