キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ
2010 年 3 月のアーカイブ
行きつけの焼肉店
2010年03月30日(火)
フレンチやイタリアンは色々なお店にうかがいますが、焼肉はいつも決まって中目黒の「深山」。

キムチの辛さと旨みも、好き。
30代の元気の良い男女・・・というのが、この店のお客さんのイメージ。
僕は最年長かな?
最近は、分かりやすく、コース料理を始められました。
でも、僕は、いつものように適当に・・・と、お願いして、お腹が適当になればストップしていただきます。

ほろほろ鶏、牛でも様々な部位、一人、一切れいただけるので飽きがきません。
目の前で肉の切り分けもやられる焼肉店は少ないです。
オーナーの高さんは肉の達人。
肉そのものの味を大切に、僕はほとんど塩でいただきます。

「深山」特製のユッケは、外せません。
若い女性とおじさんが生肉を食べて・・・アヤシイ雰囲気。

炭火でも排気がいいので、服に臭いがつきにくいのです。
深山さんはワインも豊富で、ちょっと個性的なラインナップは横浜君嶋屋さんのセレクションだと、
僕にはすぐに分かりました。

炙り肉の寿司の旨さ・・・堪りません。

飲食業界、苦戦する店が多い中で、いつもカッコイイ男女が集まる店「深山」。
中目黒の駅から、ちょっと分かりにくいところが、また「隠れ家」的でいいんでしょうね。
ちょっとした打ち合わせにも、「深山」は、「使える」焼肉店です。

ちいたけ、三ツ星レストランへ
2010年03月28日(日)
三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」のエグゼクティブ・シェフ渡辺雄一郎さんから
「ある会で、ちいたけを使ってみたいのですが」と、ご連絡をいただきました。
エエッ!!ちいたけ君が、遂に三つ星レストランに?
その会、できれば行ってみたい!
渡辺さんとともに会の企画をされたソムリエの信国さんが主催者に連絡してくださり、
私と、あと一人「お連れさま」をどうぞ、とご招待いただきました。
わあ、嬉しい!
「お連れさま」は・・・やはり、ちいたけ育ての親の一人、松見早枝子さんですね!

その会とは、シャンパーニュの名門、ペリエジュエの新ビンテージ発売記念のメーカーズ・ランチ
でした。
シャンパン売り場でも一際目を引く、ペリエジュエ。
エミール・ガレが描いたアネモネをあしらったボトル、その名も「ベル・エポック」。
良年にしか作られないビンテージ・シャンパーニュの2002年がリリースされたのです。
三ツ星レストランを貸し切りにしての御披露目。

ガレが描いたアネモネの生花も添えられ・・・
ペリエジュエは、ジョエル・ロブションの豪華なインテリアに映えます。
ご招待されたのは都内の外資系ホテルのソムリエや有名レストランのソムリエの皆さん。
総料理長のアランさんから今日の料理の説明。
「チ・イ・タ・ケ・・・」
フランス人の口から「ちいたけ」という言葉が発音されました!大感動!!
だって、今から1年前、有楽町で生産者の湯浅明男さんから、
「小さいけど大人のしいたけ、ちいたけです」と勧められ、
焼いたちいたけを爪楊枝でいただいて以来、僅か1年で、三ツ星レストランの料理に採用され、
フランス語で「チ・イ・タ・ケ」なんですから!!
「よくぞ、ちいたけ、ここまで来たなあ・・・」
一緒にPRに努めてくれた松見早枝子さんもハンカチで涙を・・・(これは嘘)

先ずは、ロブションの定番
「オシェトラ キャビア 雲丹と共に甲殻類のコンソメゼリー なめらかなカリフラワーのクレーム」
表面の点の数まで、ロブションさんの指定があるのはご存知の通り。
この絶品料理、一度は召し上がっておいてくださいよ。
キャビアと雲丹にシャンパーニュ・・・こんな幸せな時間はなかなかありません。

ペリエジュエ・・・なんと、繊細なんでしょう。!
2002年はシャルドネ50%、ピノ・ノワール46%、ピノ・ムニエ4%。
この年のワインのバランスとみずみずしさを保つため熟成期間を6年とした・・・
と、7代目セラー・マスターのエルヴェ・デシャンさん。
ペリエジュエ200年の歴史の中でたった7人しか最高醸造責任者はいらっしゃらないのです。
その年の葡萄の個性を活かしながら、変わらないテイストを表現する芸術家ですね。

「ズワイ蟹のパピヨット ヴァンジョーヌの香るソースとグリーン・アスパラガスと共に」
2002年、新ビンテージで合わせます

テーブルには同時に1998年ヴィンテージもサービスされ、比較試飲。
ペリエジュエは熟成させると、正に完璧な「あらまほしきシャンパーニュの姿」になります。
新ビンテージは透き通るような10代の少女・・・その美しさに気付かず、
僕は通り過ぎていたのかもしれません。
それが、12年の年を経て、繊細さの中に艶やかさを増し、シルクをまとった貴婦人のように・・・

そのベル・エポック1998年に合わせる料理に、なんと、ちいたけ!
「大山地鶏、ちいたけと舞茸と共にバロティーヌに
ドライシャンピニオンのジュとパセリオイルの香りで」
わあ!ちいたけだけではなく鶏肉の層の間には、濃熟茸も!
ちいたけは、その名の通り、小さいですが、しっかり味があり、フランス料理のシェフが避けたいという
椎茸の強すぎる香りも穏やかです。
皿に散った、ちいたけは脇役のようであり、主役・・・それが、正にちいたけの本領というものでしょう。
松見さんと僕は、まるで「ちいたけの卒業式」に列席した父兄のように・・・良かった、良かった・・・と。

「シャンパンロゼ ソルヴェと弾けるエアーに変え、アロエベラを忍ばせて」
ロゼ・シャンパーニュでいただく、デザートの華やかな美味しさは何と表現すればいいのでしょう。

会が終わると参加者の皆さんから「ちいたけ、美味しいですね」と賞賛の声。
「ありがとうございます。では、お店にお送りしますよ」と、調子に乗ってしまいました。
ソムリエの信国さんが「厨房で渡辺がお待ちしていますので」と、お招きいただき、
初めて厨房の皆さんをご紹介いただきました。
「渡辺さん、ちいたけを、メインの皿に使っていただけるなんて感激です」と僕。
以前、僕が渡辺シェフに、面白い食材ですと、一方的にお送りしておいたところ、
今日の料理を企画する際に思い出してくださったのです。嬉しい!
僕の送りつけ作戦、大成功でしたね。
「渡辺さん、記念撮影、お願いします。さあ、いつものように笑って!」
「いえ、シェフらしい顔でいきます」と。

「ジョエル・ロブション」の三ツ星を支える渡辺雄一郎さんと、ちいたけ「宣伝隊長」のツー・ショット。
三ツ星料理とシャンパーニュ、ペリエジュエのマリアージュ会、
メインに、ちいたけを使っていただき感激、そして至福の昼下がり。
ゴルフにイタリアンに・・・デモ隊!
2010年03月25日(木)
深夜にアジア発の飛行機は1日を有効に使えます。
先ずは、早朝5時半にホテルをチェック・アウトしてゴルフへ。
アルバイトと思われるドライバー付きの乗用車で息子がピック・アップしてくれました。
タイは暑いので、なるべく早くラウンドして昼には上がることです。
バンコク中心部から約45分。
レイクウッド・カントリー・クラブへ。

息子は普段、全て込みで4500円くらいの手ごろなコースを回っているそうですが、
こちらはちょっと高めで約1万円。
噂に違わず、キャディさんの多いこと!
各人に一人のキャディが付きますので、これだけ必要なのかも。
でも、4人で回ると、グリーン上に8人もいることになるので、異様です。

僕のキャディさんは、こんな愛嬌のいい娘さん。
暑いので躊躇無くカートを選択。
前がつかえている時は、カートで肩を並べ「眠い」とか言って、もたれかかってきます。
「おいおい、ここはゴルフ場だよ。息子も見ているし・・・」
また、ある時は、腰や腕をマッサージ・・・気持ちいい・・・

神奈川県にも同じ名前の名門コースがありますが、ここも、レイクとウッドが待ち構え、
木の下や池ポチャでスコアメイクに苦しみます。
レンタル・クラブは新品同様のキャロウェイ。
レンタル3000円はプレイ代に比べ高いなあ。
シャフトが軟らかく、球筋がフラフラ・・・でも後半は46で回りました。
昨年12月以来、クラブを握っていない割にはいいでしょ?
バンコクはほとんどフラットなコースですから、簡単に80台は出せると思いますよ。

息子とゴルフをするというのが1つの夢でした。
タイで2人でラウンドできるなんて・・・
タイのゴルフ場のありがたいところは、18ホール、スルーでプレイできること。
7時にスタートして12時には上がり、シャワーして、ビールを飲んで、タイ料理をいただいて、
再びアルバイトと思われる車で送ってもらう・・・楽チンでしょ?

男親とは言え、やはり息子の暮らしぶりは見たいもの。
帰国して皆に報告の義務もあります。
「夕方まで、マンションで休ませてもらえるかな?」
どんな住宅を選んだか、興味がありました。
玄関ホールに、こんなコンシェルジュがいて、プール、ジム、レストラン付きの駐在員用マンション。

リビングと大きなベッド・ルーム、テレビや家具も備え付け・・・。
「ゴルフで疲れているだろうから、マッサージでも受けたら?」と息子。
何と、マッサージ・ルームもあるのです。
1時間で1200円。
受付の若い女性にドキドキ・・・
でも、やってくださったのは50歳代とおぼしき、おばさまでした。(笑)

これで社宅代程度でいいのですから、やはり海外駐在員は恵まれていますね。
夕食は、フレンチかイタリアンという僕の注文に、甥と息子が協議して店を選んでくれました。
どこの街でも、インターナショナルなフレンチ、イタリアンをどの程度こなしているか興味があります。
タクシーで出発。
ところが、滞在中、大人しかった反政府運動のデモが道路を占拠。

タクシーを諦め、歩くことに・・・
でも、こういうのを見ると、血が騒ぐので、写真をパシャパシャ・・・

民主化を求める、タクシン元首相派、「赤服」と呼ばれています。
前回は空港を占拠、観光都市だけに国際的にもダメージを受けました。
今回も過激な一派は皆の血を集め、ぶちまけたり、
政府機関に爆弾をしかけたり・・・
デモ行進するグループは、沿道の市民に支持を訴える穏健派。
カメラ目線をくれました。

警察や軍が刺激すると暴徒化するため、今回、政府はデモを、やるだけやらせようという方針のようです。

バンコク最後の食事に甥と息子が選んでくれたのはイタリアンの「ザノッティ」。
甥の勤める支局ビルがすぐ近くにそびえています。

テーブル、椅子まで清潔な白布で覆われ、まるでヨーロッパのようなインテリア。
欧米人が一人で食べに来たり、老夫婦がお洒落してワイン・グラスを。
店内は撮影禁止ですが、一枚だけ・・・ごめんなさい。

シーフードのサラダですが、アンチョビが効いて、しっかりした味。
シェフはイタリア人で、各皿の量も本場並み。
何人かでシェアしないと・・・・
もちろん味も素晴らしく、ワインもリーズナブル。
飲んで食べて、一人7000円くらいですから、外国人居住者には手ごろなお値段です。
すっかり発展した国際都市バンコク、息子の成長した姿に目を細める「親バカ」でした。

バンコクのお奨めレストラン
2010年03月24日(水)
実はバンコクには姉の息子、つまり甥も赴任しています。
ある放送局の支局員。
「一応、オヤジはグルメということになっているので、それなりのところに連れていってくれ」
という僕の注文に、息子はバンコクでの先輩、甥に連絡してレストラン探し。
「今、オヤジと店に向かっています」とか、電話しているのかな?

反政府運動のデモ取材で忙しく、甥は途中参加となりました。
案内されたのは「BLUE ELEPHANT」という店。
伝統を生かした新感覚タイ料理。
タイの料理大使として有名なSOMANY STEPPE女史が創業したグループの1店だそうです。

春巻き・・・具材と香辛料が中国ともベトナムとも異なる味わい。

これは・・・フォアグラ!
タイ風の味付けだと、こうなるのですね。
スパイシーさと少し甘いソースが、すごく美味しいです!

ちまきのような、タイでは外せない料理。

様々なスパイスが効いています。
これも好き!

定番のサラダ。
香草に辛子がピリッ。
ソフトシェル・クラブ・・・これも中華料理とは一味違うタイ風。
カリッカリッ・・・
ここの料理だと、ワインとのマリアージュもできそう。

甥もやってきて、宮川家の男3人が揃いました。
バンコクで息子と孫2人が食事をすることになるなんて・・・亡き両親は想像もしなかったでしょう。
ウウッ!!(涙)
貴重な3ショットをカメラにおさめました。
(残念ながら非公開)

タイ料理をベースにグローバルな食材、味付けが、とても馴染みます。
外国要人も訪れる有名店。
寛げる店内に、こなれた料理・・・人気もうなずけるというもの。
3人で、この料理にビール5杯、カクテルで1万5千円。
さて、最終日はオヤジをどこに連れて行けばいいか・・・息子と甥が相談してくれています。
シ・ア・ワ・セ。
タイ、文化遺産巡り
2010年03月23日(火)
訪泰は、5回目とは言え、これまでは取材の中継地としての滞在。
これではタイに来たとは言えません。
息子が仕事をしている日中、オヤジは文化遺産を見てまわることにしました。
先ずは、歴史の中心、王宮周辺を。

最も格式の高い王室寺院、ワット・プラケオ。
熱帯の午後は気温35度。
黄金色が、まぶしい!

お隣は、タイで最初の大学、医学(タイ式マッサージ)の総本山ということで外すことはできません。
ところが、隣と言っても、大きな寺院。
35度の気温の中で歩くのはキツイです。
3月に、こんな大汗をかくとは・・・
ワット・ポー。
長さ46メートルの巨大寝仏。

こちらはマーッサージの元祖ですから、足の裏から撮らなければ・・・

午後から出ると、寺院2つが限界ですね。
冷房のきいたホテルへ、撤退。

翌日は世界遺産のアユタヤ遺跡へ。
朝7時にホテルでピック・アップしてもらい、バンコクから北へ80キロ、約1時間半のバス。
一人旅の人は少ないので、欧米人の中に入った方が気楽だと、
息子が申し込んでくれたのは英語のツアー!
オヤジの英語力を過大評価していないか?
「いや、集合時間だけ、聞き逃さなければ、無事に帰れる」・・・と、有難いアドバイス。

14世紀から400年余り、ペルシャやヨーロッパとも外交関係を結んだ、当時の先進都市。
隣国ビルマに滅ぼされ、徹底的に破壊された歴史を辿ります。

タイの子供達も、歴史と文化のお勉強です。
けっこう、お行儀が良いなあ。
アユタヤにも涅槃仏が・・・でかい。

集合時間にバスに戻ると、ガイドさんが、肖像写真入りの皿を作らないか?と聞いてきます。
たったの300円!
こんな感じ、と見せられたサンプルのようなものは、東南アジアの人、みたいです。

「300円なら、いただきましょう。で、どこで写真を撮るの?」
「ノー、もう写真は撮っている」
「いつ?どこで?」
「これが、ユーです」
え?東南アジア人かと思ったら、これが僕?
この辺が、僕の英語力の限界でした。
でも、いつの間に撮ったの?

帰りは2時間の船旅。
船でビュッフェ・スタイルの昼食。
お味は・・・うーん。
デッキで・・・
タイはやっぱりビールだあ!

7時から15時まで、昼食付きで約6000円。
帰りに船という、飽きさせないツアーはなかなかのもの。
やはり、アユタヤ遺跡を見ておかなければ、タイに来たとは言えませんね。





