キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

2011 年 1 月のアーカイブ

都心の蕎麦、新名所

2011年01月31日(月)

休日の昼、学生時代のバンド仲間で新年会と今年のライブの打ち合わせを兼ねて会食。

早稲田で1970年頃、組んでいたハワイアンバンド。

当時の人気番組「TBS 大学対抗バンド合戦」で最優秀賞を獲ったこともあるんですよ。

ラジオ番組で、「合戦」とか、時代を感じますね。

司会は僕の事務所のオーナーだった大橋巨泉さん。

学生の僕と巨泉さんの写真も残っています。

不思議なご縁。

 

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バンド仲間の打ち合わせは新宿駅東口の「手打そば 大庵」

この店のオーナーは先日、すっぽん鍋をご馳走してくれたYさん。

Yさんとは食べ歩きやワインの仲間だったのですが、聞くと、大学が全くの同期。

でも、僕が音楽長屋でバンド練習をしている頃、彼は自動車部でラリーをやっていたという

お坊ちゃま。

そのYさんが、「蕎麦を自家製粉に変えたら、蕎麦通に絶賛されるようになった」と。

そこで、蕎麦が〆のランチ・コースをお願いしました。

 

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これが、なんと2800円!

店の階段に「本当はお売りしたくない」・・・と書いてありました。(笑)

 

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茶碗蒸し。

 

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天ぷらも山盛り。

このお値段で一皿ずつのサービスはコストに見合わないでしょうね。

でも、天ぷらは、熱々でないと!

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蕎麦・・・うまーい!

何という活きの良い麺でしょう!

そして、品の良い味わい。

蕎麦通が絶賛されるのも当然です。

これが、新宿駅から0分!(歩道を渡るだけ)で、いただけるのですから!

 

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カウンターの横で蕎麦打ちの様子も見られます。

 

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デザートも含めて7品で2800円。

確かにお店は「あまりお売りしたくない」、ランチ特別コース。

お客様の財布には優しいです。

 

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手打そば 大庵

蕎麦通を自認される皆さん、この蕎麦は一度、試してみてください。

新宿駅から0分で、この蕎麦!

きっと驚かれるでしょう。

 

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元気が出るスペイン料理

2011年01月29日(土)

大阪の夜、中尾彬さんが

「正月明けは秋田へ生ハム作りに行ってね・・・」と。

「秋田の生ハムとおっしゃいますと金子さんのところですか?」

金子さん、中尾さんとも親しいんだ!中尾さん、相変わらずフット・ワークが軽いなあ・・・

と、感心したものでした。

 

打ち合わせを兼ねての会食。

久しぶりに金子さんの赤坂の店「グランビア」へ。

 

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生ハムが迎えてくれます。

スペイン産の生ハムが検疫で輸入できなかった時代、

じゃあ、自分でやってみよう、と地元秋田で始められた生ハム作り、

今では大規模に、廃校になった学校の教室で熟成させていらっしゃいます。

 

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秋田産生ハムにカヴァ。

お値段も気にせずガバガバ飲めるので嬉しいですね。

 

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コース料理は3800円と5000円。

5000円でお願いしようと思いましたら、これは事前予約が必要だそうです。

そこで3800円のコースを。

 

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スペイン風のツミレのフライですかね。

 

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トマトとアンチョビのサラダ。

 

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オリーブ・オイルとニンニクを効かせた「エビのピルピル」

 

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これは「ピスト」というスペイン風ラタトイユ。

冬はあたたかいラタトイユにしていただきます。

 

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肉まであるんですか?

お腹いっぱい!

  

今月いっぱいは3800円、2時間で食事付き飲み放題もやっていらっしゃいます。

この時代、安くて美味しいスペイン料理はありがたいです。

打ち合わせや相談事も、「まあ、何とかなるよ!」と、元気になれますね。

〆はパエージャ。

スペインを思い出させる味わい(1回しか行ったことないけど・・・笑)

 

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駅近く、TBSのそば、赤坂は若いお客様も多くて、大盛況です。

場所も、料理も、サービスも、お値段も、流行る店には理由があります。

 

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敷居が高い・・・

2011年01月27日(木)

お世話になっていながら、ついつい御無沙汰してしまったお宅に伺うような時、

「敷居が高い」と言います。

これが正しい使い方なんですよ。

僕にとって恵比寿の「マッシュルーム」は知らない間に「敷居が高い」店になっていました。

山岡シェフとは愛媛県人ということで、取材させていただいて以来のお付き合い、

僕は「マッシュルーム」の宣伝部長のはずなのに・・・すみませーん。

 

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ソムリエールのEさんには、メールでよく情報をいただいたりしているで、

そんなに久しぶりだとは思わなかったのですが、メニューを見ると、やはり久々・・・

鮮魚とハナビラ茸のカルパッチョ、実山椒のドレッシング。

キノコと言えば山岡シェフ。

ハナビラ茸・・・コリコリ。

実山椒はそれこそ、ピリリと良いアクセントです。

 

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キノコと貝類のココット蒸し ローズマリー風味

山のキノコと海の貝類の出会い・・・やさしい味わいです。

こんなに上手くはできないでしょうけど、自宅で、ちょっと挑戦してみたい料理ですね。

 

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メインは迷いました。

御無沙汰がバレバレだったのは、山岡シェフ、故郷の食材を使っていらっしゃるのですね!

鬼北町のキジにするか、大洲市近郊の甘とろ豚にするか・・・

鬼北とか、亡き母の実家があった大洲市とか・・・ウルウルです!

結局、甘とろ豚に。

脂が多いので野菜ベースのマセドアンソースにケッパーで更に酸味を。

これ、絶妙のバランス、旨いです!

 

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最近、この甘とろ豚、入手困難になっているとか。

フランス、シャンパーニュ地方で修業されたシェフが故郷、愛媛の素材をどう調理されるか、

是非、皆さんにも味わっていただきたいです。

 

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お値段もとってもリーズナブル!

可愛いテーブルウェアが待っていますよ。

 

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ういー好きー!

2011年01月22日(土)

「ウィスキーのシングル・モルトに興味はおありですか?」と、お尋ねいただきました。

何をおっしゃいますか!

僕はNHKに入局して3年目で山形に「ジャズ・スポット レフティ」というバーを開き、

その頃は、ほとんどウィスキーばかり、日本バーテンダー協会にも入っていたくらいなんです。

でも、当時はシングル・モルトなんて飲めませんでしたので、本当に目覚めたのは岐阜に転勤してから。

僕の中で、日本一、素敵なバー「中西」で、その味を教えていただきました。

ほとんど仕事の無い局に飛ばされ、上司とぶつかってばかりいた僕の癒しの場が、「バー 中西」。

東山千栄子さんのよう、と皆から慕われたママ、福島初栄さん。

職場でうまくいかないことがあり、無言でカウンターに座る僕に、ちょっと困ったような笑顔を見せ、

僕が口を開くまでは、決して話しかけることをなさいませんでした。

随分、お気を遣わせてしまいましたねえ。

ママが亡くなって、もう10数年、経ちますか・・・

晩年はオーセンティック・バーのブームが起こり、全国から「中西」にお客様が駆け付けたものです。

僕は「バー 中西」で、シングル・モルトのフレーバーと味の素晴らしさを教えていただきました。

 

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スコットランドから、蒸溜所オーナー、醸造家、高名な評論家が来日しての試飲会。

僕はプレス枠にしていただいたのですが、この試飲会のチケットはなかなか手に入らなかったそうです。

今、シングル・モルトがブームになっているんですね!

 

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皆さんが殺到されるのも当然!

12の蒸留所から、貴重な10年、20年、30年熟成のシングル・モルトが、ずらりと。

しかも、数本ずつ・・・ということは全部飲むと・・・倒れます!

 

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ご案内いただいたのは、我らが憧れのMHDさん。

ウィスキーにも力を入れていらっしゃるのですね。

会場は青山迎賓館。

ディスプレーもゴージャスです。(女性もステキ)

 

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久しぶりのシングル・モルト・・・32年物?

これだ、これだ!

今夜は飲んじゃおう!

グラスから立ち上る、この香り・・・のど越しの熱さ・・・身体の芯から温まり・・・

オー・ド・ヴィー ・・・ 正に命の水

 

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こちらはTALISKERの醸造長さん。

特別出品の30年物を飲ませていただきました。

「とても、マイルドですね。少しハーブも感じますが・・・」

「それは、長い年月の間に、色々なものを吸収するから・・・そして、角も取れてくる」

「まるで、人間のように?」

「その通り!」

 

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全部の蒸留所から1アイテムずつ試飲させていただきましたが、

僕のベストは、CRAGGANMORE 21年。

垂直に立ち上るフルーティーなフレーバーと華やかな味わい・・・好きです。

もちろん、皆さん、それぞれの好みがおありでしょう。

だって、どれも素晴らしいものばかり、20年とか30年とか、普段は飲めませんよ!

久しぶりのシングル・モルトに様々な思いが浮かんでは消え・・・

やがて、天井のシャンデリアがぐるぐる回りはじめ・・・

 

僕、やっぱり、ワインじゃなくウィスキー党かなあ。  

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京野菜をイタリアンで

2011年01月20日(木)

京野菜のふるさと、豪雪の京都府与謝野町から経営者の皆さんが上京され、

麻布十番のイル・マンジャーレで、地元の素材がイタリアンの名シェフの手で、どう活かされるのか、

試食されました。

この「研修旅行」の企画者は野菜マルシェでお馴染み、京都祐喜の香山さん。

 

僕は常々、産地と消費地の交流を呼びかけています。

生産者は食材を送り出すだけ、我々は食べるだけ・・・物の交流も良いのですが、

情報が交わされ、人が行き来すると、もっと素敵ではありませんか?

 

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カブのムースと、その葉のピューレ添え

 

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シェフの鵜野さんから、料理人から見た与謝野町の食材について、お話があります。

今回は野菜だけでなく、牛肉、鹿肉も調理していただきました。

その特長がどう活かされるか・・・産地の皆さんには、すごく良い勉強になると思います。

ためになって、美味しい、研修・・・素晴らしい企画ではありませんか!

 

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京丹後産ブリのカルパッチョ 聖護院カブラのマリネ添え

ブリと言えば「ブリしゃぶ」が丹後の冬の風物詩。

でも、イタリアンではこんな切り口があります、という提案です。

雪の中から香山さんが掘り出された聖護院カブラ・・・じっくり養分を蓄えて美味です。

 

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牛肉の温かいカルパッチョ カブ、海老芋、人参の軽い煮込み

与謝野町の牛肉は初めて。

鵜野シェフも、肉の処理がキレイで、ちゃんと宣伝すれば「売れます」と太鼓判。

この温かいカルパッチョ、すご旨です。

 

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九条ネギのピューレと生うにの冷製フェデリーニ

鵜野シェフのパスタは天下一品です。

このネギは誠武農園さんのもの。

僕も2回、農場にお邪魔しました。

いただきながら、生産者の顔が浮かぶのです。

与謝野町の皆さんにとっては、ご近所から採れた食材。

「おお、おお」の連発(笑)

 

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へしこと水菜のスパゲッティーニ

へしこは少し塩分を抜いて、香山さんのお父さまが作られた水菜とともに。

 

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京丹後産ブリの軽いグリル 菊菜のピューレ 柚子風味

 

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軽くお口直しのグラニータ

 

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鹿肉のローストとスペアリブのコンフィ 京さつまいも添え

丹後の鹿はエジシカに比べて、肉質が軟らかく、やさしい味。

それにしても、この京さつまいも、ウマイですねえ。

「うちのオヤジが作りました」と香山さん。

 

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皆さん、ふるさとの食材の素晴らしさを見直されたご様子。

地域のリーダー格、社長さんたちですから、地元に帰られると、さらに、その情報が

広がっていくでしょう。

そこから、また、新しい発想が生まれてくるに違いありません。

こうして、食事をいただきながら、僕も新たな企画が!

これを「旅倶楽部」でやりましょう!

丹後まで皆で行くのは大変です。

だったら、まずは産物に来てもらいましょう。

 

1月31日(月)の「旅倶楽部」で提案させていただきますね!

申込みがまだの方は永野寿子さんのアドレスまで。


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