キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

2011 年 6 月のアーカイブ

BS11「賢者の選択

企業や団体のトップに、変革へのキーワードを軸にお話をうかがっています。

今回のゲストはサッポロビール株式会社社長 寺坂史明さん。

 

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CM史の中でも記憶に残る「温泉卓球」を宣伝部長として仕切られた方です。

映画「マトリックス」ばりのCGを駆使した画面。

我々は面白く拝見したのですが、社内的には当初、猛反対にあったそうです。

日本最古のビール会社、その意識改革という点でも意義のあるCMになりました。

 

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サッポロビールさんが今春発売。今、ぐんぐん売り上げを伸ばしているのが、このノン・アルコール・ビール。

「ノン」ではなく「フリー」。

収録時、初めていただいて、思わず唸りました。

グラスに注ぐ時から香る生き生きとしたホップ。

これはビール好きのためのアルコール・フリーです。

これまでの発想が飲料水からであったものをビールの側から攻めていったのだとか。

アルコールがダメな時ではなく「これを飲みたい時に飲む」、そんな気にさせます。

 

そして、サッポロさんのワインといえば、グランポレール、余市ピノ 2009 。

これが3回目のリリース。

やっと2000本、造られるようになりました。

昨年は妻と友人が「国産」=「安い」と、セラーから出して飲み干される寸前でした。

今回は「レ・ビノム」でソムリエの師、徳原オーナーもご一緒に。

 

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何とも繊細でチャーミングなピノ・ノワールです。

雑味が無く、純粋そのもの。

早春のぶどう園を小走りで駆け抜けるセーラー服の女子高生みたい?

酔いにまかせて、表現が分かり易くなりすぎます。

まだ、召し上がっていない方は是非。

日本を代表するピノ・ノワールに違いありません。

秋には余市にブティック・ワイナリーができるのだとか。

完成したらご招待しますと社長はおっしゃってくださったのですが、

ホントに行っちゃいますよ。

丹後とり貝を備長炭で!

2011年06月26日(日)

京都の香山さんから「丹後とり貝」を送っていただきました。

これまでは殻つきの貝しか出荷されていなかったので西麻布「レ・ヴィノム」や「おでん びのむ」で

プロに調理をしていただきました。

 

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6月7月は身を取り出したものが出荷され、クール便で送れるようになっているのです。

ご覧ください、この身の厚み!

 

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丹後の「とり貝」は穏やかな海の栄養素をいっぱい吸収して2年も3年も生き、10cm前後まで成長します。

 これを全国で唯一、育成することに成功。

今、「丹後とり貝」として出荷されているのです。

天然ものですと一個7千円もするとか。

育成したものも1枚千円以上する高級食材です。

さて、これをどうやって、いただくか・・・

やはり、シンプルに、焼くのが一番でしょう。

そして、酢橘をギュッ!

先ず、七輪を買いに走りました。

炭はもちろん備長炭!

 

この火起こしの大変なこと。

今のマンションはベランダのタバコもうるさいくらい。

屋上で密かに火を起こします。

なかなか火が付かない備長炭、でも、一旦、起きると安定して長時間、驚くほど保ちます。

 

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先ずは、サザエから。

ジュワジュワッ。

これも堪りません。

  

そしてお待たせ、「丹後とり貝」。

「びのむ」野尻シェフから教えていただいた通り、皮の方だけ炙る程度。すると柔らかく仕上がります。

「一枚千円だぞ!すぐに飲み込むな。味わい尽くせ!」

そこにキリッと冷えたシャンパーニュ!

 

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この季節しか味わえない「丹後とり貝」。

「お取り寄せ」もできます。

宮津水産仲買人共同組合( TEL0772-22-3321)にお問い合わせください。

 

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Sato Wine デビュー!

2011年06月23日(木)

ニュージーランド、セントラル・オタゴはワインの新しい銘醸地です。

その中でも高い評価を得ているマウント・エドワードに日本人の佐藤嘉晃さんという

期待の醸造家がいらっしゃいます。

佐藤さんは「元興銀マン」「ロンドン駐在中にワインに目覚め退職」

「クライストチャーチで、ご主人は醸造を、奥様はぶどう栽培を学び」

「今年、マウント・エドワードの醸造責任者になられると同時にご自分のワインもリリース」。

こんなストーリーのある方。

 

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もちろんワインも販売される前から、評判です。

これは昨年2月(NZでは夏)お邪魔した時の2ショット。

2人の服装が変でしょ?

 

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実は両方とも正解なんです。

セントラル・オタゴは一日の中に四季がある、と言われます。

その温度差が美味しい葡萄を育んでくれます。

朝は気温8度、ですから僕の長Tシャツの皮ジャンも普通なんです。

でも、昼過ぎには30度を越えます。

まあ、僕の服装の調節が遅れただけのことです(笑)。

 

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自由が丘ワイン・スクールでNZワインの概括を勉強をします。

そして、’09年マウント・エドワードのリースリング、ピノ・ノワール、

Sato Wineのピノとランソリット単一畑のピノを試飲。

 

NZらしい熟した果実味(と言ってもあの有名ワイナリーのようなドーンとくるものではありません)

穏やかな酸。(もっと酸があってもいいかな?)

茎も含めた全房発酵ですから、果実の暴走を上手にコントロール。

複雑性も増します。僕の大好きなスタイル。

これは、すぐ売り切れてしまう!

セミナー後、イーエックスセラーさんに走りました。

各6本しか店にも入らなかったんだそうです。

 

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場を移して「ラ・レガラード」で懇親会。

僕は佐藤さんの真ん前でしたので、いろいろな話を伺えましたが、

佐藤さんが発せられるNZオーラに、気持ちがふっと抜けて

「また行きたいなあ」と心が、かの地をさまよっていました。

 

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西浦シェフの料理とのマリアージュも素晴らしく、7000円の会費は安すぎます!

ワインはインポーターさんが提供してくださったのかな?

 

最後は記念撮影。

皆、感激。

一流銀行マンから転身して、醸造責任者、ご自分のワインを、という夢を実現された方の

記念すべきファースト・ヴィンテージを、ご自身のお話を伺いながら飲めるのですから。

 

 後半、奥様とお話をしましたが、「ワインのスタイルで時々ケンカするんですよ」と軽やかに。

元々は同じ職場にいらした二人。ご主人が銀行を辞めるとおっしゃった時も自然に受け止められたようです。

奥様は隣のフェルトン・ロードというワイナリーで働いていらっしゃいます。

最高評価の自然派ワイン造りですから除草剤を撒かず、手で雑草をとっていきます。根気の要る仕事。

僕なら醸造に行くなあ(笑0)。

僕の両脇が佐藤さん御夫妻。

 

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Sato Wine まだ本数が少ないのでなかなか目にすることはないと思いますが、心に留めておいてください。

テレビ関係の方、佐藤さん夫妻で、是非、ドキュメンタリー番組を作ってください!

進化する料理

2011年06月19日(日)

来栖けいさんが若手で才能あふれる料理人さんに場を提供しようという「エキュレ」、

2代目シェフはモダンスパニッシュの河島英明さん。

どんな展開をされるのか、時々うかがうのが楽しみです。

金曜は料理研究家でワインの資格も持つ松見早枝子さんがソムリエールでマリアージュを。

 

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2009「雲をつかむような話」という一皿目。

冒頭の数字はシェフの中で、料理が生まれた年。

カリカリの殻、シマエビにサマートリュフが香ります。

 

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2010「イヴの耳」~あわび、スピノージ

細いパスタがが二つの耳かな?

 

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2010「ソードフィッシュストーリー」

タチウオに豚のラ-ドを挟み、ミョウガがアクセントに。

周りをタルトのようにくるみ、そのカリカリ感が素晴らしいです。

 

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2011「ジェリコの壁」

うーん、意味は聞きそびれましたが、この桜肉、美味しいです。

オリーブオイルとの相性が抜群ですね!

 

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2011「Foie gras 2011」

フォアグラ、前回はチョコレートでしたが・・・スポイトの黄色い液体は・・・オロナミンC

一口で、いただくとチョッパーが口中の花火・・・元気ハツラツ!?

 

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2011「エメラルドの都」

これはサプライズ!今夜が初めてという新作。

ゴーヤがそのまま出され、びっくり!

半分の蓋をとると・・・鮎です!

 

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この色合いと香りを楽しみます。

まさに旬をいただきます。

 

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2011「ダブルマッドハッターズ」

うさぎ、ココナツミルク、コブミカン

アジアンな一皿。

ベトナムに思いを馳せました。

 

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2011「ありのままに,羽根のあるもの」

甘鯛、トリュフ、十勝マッシュ

僕にはちょっとレアだったかな?

 

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2011「キントアの仔豚」

南高梅、紫蘇、じゃがいも

バスク地方で年間3000頭しか出荷されないというキントア豚。

初めていただきました。

 

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2011「三日月」

小スイカ、パイ、レモン

 とても丁寧な作り。

 

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これから1年半、シェフがどんな進化を見せるか、それはお客様の声もどれだけ聞き、ご自分のポリシーと

どう折り合いをつけていくか・・・20代のシェフ、もっともっと冒険してもいいのかもしれませんね。

今は予約の際にワインのマリアージュ・コースをお願いするとリーズナブルに楽しめます。

 

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料理への夢を河島シェフに託して、「エキュレ」の進化と深化を楽しめます。

松見さんのワイン・セレクションとともに!

料理の決め手!

2011年06月12日(日)

料理の主役はそれぞれです。

でも、それを引き立ててくれるものに出会えると、日常の食卓もぐっとヴァリューアップします。

最近、改めて痛感しているのがオリーブ・オイルの重要性。

ピエトロさんから送っていただいたトスカーナのヌーヴォ。

オリーブ収穫の初期、11月までに絞られた、年に一度の「旬」のオイル。

ピエトラ・コロンビナ。 

 

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本当は3か月くらいの間に使い切らなければならないのですが、もったいなくて・・・

パスタを茹でて、仕上げに、さらりと・・・

これだけで料理の達人に!

まさにオリーブ・オイルは調味料ということを実感させてくれます。

毎年、限定予約販売なので、忘れないように!

 

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軽井沢でお世話になった、鰻料理の「一期一会」。

オーナーの志倉さんが「お客さんから好評のバジル味噌を商品化しちゃいました」と送ってくださいました。

「バジルが味噌です」とダジャレっていますが・・・

いつも鰻が出来上がるまで野菜スティックをいただくのですが、そのディップがユニークで美味しいのです。

「これ、何ですか?」

「信州のバジルに信州味噌、オリーブ・オイルにニンニク・・・」

これは面白い!

ワインとの相性が難しい味噌も、バジルとオリーブ・オイル、ニンニクでマリアージュできます。

この夏、軽井沢に行かれたら、是非、この「バジル味噌」を探してみてください。

 

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日本人は何と言っても醤油。

金沢のフレンチの名店「プレミナンス」、川本紀男シェフから送っていただいたのが、ヤマトの「ひしほ」。

(株)ヤマト醤油味噌さんが20年前、日本で初めて丸大豆の搾りたて醤油の開発に成功されました。

これは醤油界のヌーヴォーです。

搾りたてなので香りがイキイキ。

 

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パリの三つ星レストランでも隠し味として使われる、ヤマトの「ひしほ」、

皆さんもお取り寄せして、この香りの違いを確かめてみてください。

これで食卓もワンランク・アップです!


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