キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

2011 年 9 月のアーカイブ

絶景とカルト・ワイン

2011年09月30日(金)

色々、驚きのレストランでした。

リッツカールトン・ホテルの45階、その名も「フォーティーファイヴ」。

絶景です。

六本木の街の灯りに東京タワー。

 

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レストランの入口近くがアメリカン・グリル、奥がフレンチ。

正直、きょうび、こんな豪華な設えのレストランにお客様が入るのか、と思いました。

ところが、ウィークデーなのに、続々と・・・やがて満席に。

お値段はそれなりに高価です。

しかし、この景観、リッツ自慢の完璧なサービス、料理の質を考えますと、

非常に満足度の高いレストラン、と言えるでしょう。

 

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僕はカリフォルニア・ワインがお好きなドクターの秘蔵のワインを比較試飲する会に参加。

ウィリアムズ・セリエムという、ソノマ、ピノノワールの伝説的ワイナリーの垂直試飲。

けっこう、オタクの世界です。

料理はシェフがカリフォルニア・ワインにマリアージュさせてくださいました。

先ずは、お店からの差し入れ、ドンペリニヨンで乾杯。

ウィリアムズ・セリエムの01,97,96,91,89と遡っていったのでした。

 

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冷たい前菜

牡丹海老、トマトとビーツのクーリ、紫蘇、マンゴ柚子、ほのかなカレーオイル

 

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温かい前菜

フレッシュフォアグラのソテー 秋のフルーツ シトラスマーマレード トリュフソース

 

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冷製カボチャのスープ 蟹 パンプキンシード 旬の果物 

 

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天然スズキ アーモンドのロースト アンディーブ 赤ワインソース

 

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ちょっとお休みして

 

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ここでまたスペシャルなワイン、Hourglass merlot 2007

まだ若く強いワインですのでデキャンタージュしていただきます。

ソムリエの腕の見せ所。

美しい。

 

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カリフォルニアらしいショコラたっぷりのワイン。

 

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このマリアージュは難しいです。

ワインだけで美味しい!

無難にチーズですね。

 

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ボトルの持ち方、注ぎ方。

自由が丘ワイン・スクールの講師もされている久慈さんをお手本にされては?

 

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メインは鴨胸肉のロースト マッシュルームのピューレ 季節の茸

 

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ソノマ、ロシアンリバー地区に住むウィリアムズとセリエム、

幼馴染の二人が週末メーキングから始めたワインが世界の注目を集める「カルト」ワインの仲間入り。

1998年に売却され現在は別のオーナー、ワイン・メーカーです。

ドクターが用意された5本は、これを我々が感じ取れるかという、テストだったのかな?

歴史を知らないで飲んだ僕は01をとても美味しく感じ、でも、馴染みのカリ・ピノだと思いました。

売却前はブルゴーニュを目指し、現在は市場で人気のピノのスタイルになっているのですね。

出席した9人全員、同じ意見でしたから、ドクターの第一関門は通過!?

 

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世の中、不況とは言え、普通にリッツに泊まり、「食堂」として、このレストランを使われる方が

いっぱいいらっしゃいます。

また、この夜景は、大切な女性との距離を縮めてくれる妙薬かも?

ミシュラン3ツ星だった銀座の「ロオジェ」が改築中のためお休み、そのお客様が

都内に同格のレストランを求めて移動されているとも聞きます。

 

普段使いはできないにしても、何かの記念日に、いかがですか?

 

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カリピノの会

2011年09月27日(火)

カリフォルニアのピノ・ノワール種のワインを「カリピノ」と呼びます、

いや、そう言うひとは「オタク」です?

僕もどうやら、仲間の一人のようで、6回目のワイン会に呼んでいただきました。

今回は僕のカリフォルニア・ワインの師であるtakuyaさんの会社が新たに仕入れられた

COBBというワイナリーのワインを試飲するのがメインです。

10人の参加者で6本、左の2本がCOBBのワイン。

世界で最も予約が取りにくいレストランの一つ、ナパの「フレンチランドリー」のワインリストに載り、

しかも「特にお薦め」と記されているワイン。

ちなみに「フレンチランドリー」でのお値段は195ドル。

(ナパでは日本で高価なワインもリーズナブルです。地元ですものね)

 

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このワイン会、カリフォルニア・ワインをリーズナブルなお値段で提供してくださるCWGとの共催。

いつも、申し訳なく思うのは、ワイン好きの集まりですので、

ついついお料理についてのコメントがおろそかになることです。

いただいた料理をざっとご覧いただきましょう。

 

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旬の秋刀魚のツミレを海苔で巻き、からっと揚げたもの。

August Westのシャルドネと合せます。

 

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シェフはパスタもお上手です。

グラニテで小休止。

 

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COBBの2つのワインは蝦夷鹿と合わせていただきました。

カリフォルニア・ワインはワインだけで完結してしまう美味しさですが、

さすが、COBBのワインはしっかりした酸で料理を呼び込みます。

 

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「フレンチランドリー」が「HIGHLY RECOMMENDED」とリストに記すCOBBってどんなワイン?

是非、ilovecalwine社さんで!

takuyaさんに代わってコマーシャールでした。

 

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カフェラテの中からマロン。

いつも酔っ払って乱入したり、オタクでワインの話ばかりしたり、

料理の美味しさに一言も無く、シェフ殿、ごめんなさい!

コストパフォーマンス抜群!

2011年09月24日(土)

今、流行るのはこんなお店なんでしょうね。

食べて飲んで1万円前後。

四ツ谷三丁目の隠れ家的な佇まい。

若いスタッフの心地よいサービス。

カルネヴィーノ

人気イタリアンが、メインの肉料理にフォーカスしてリニューアルとなりました。

 

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サラダ、ボリュームたっぷりです。

岡山県吉田牧場のフレッシュモッツァレラと自家製瞬間燻製のタスマニアサーモン。

 

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このスープもしっかり濃厚。

カリッとしたフォアグラのアクセント。

 

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ワインは1本持ち込ませていただきました。

パーカーポイント96点のレ・ペルゴーレ・トルテ2007。

デキャンタージュしていただきソムリエールさんにコメントもお願いしました。

「立ち上る香り、とてもキレイな酸、果実はまだまだ熟成途中ですが、豊かな実りを感じさせます。

長い余韻に引き込まれるようなワイン。今、いただいても美味しいですが、

時間をおくとさらに魅力を増すことでしょう」

 

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北海道産スルメイカと九条ねぎ、ウイキョウ、サルディニア産カラスミのパペッティーニ。

 

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肉に備えて、グラニテで少しお休み。

 

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メインはドーンと、肉の盛り合わせ。

徳島産赤毛牛のA5級、蝦夷鹿のもも肉、子豚ロース肉のロースト。

 

 

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珍しくデザート写真を撮り忘れました!

これだけいただいてディナーコースが5千円台。

ワインのマリアージュを合わせても1万円!

静かな佇まいなのでデートもいいかもしれませんが、食べ仲間でわいわい、

元気な人に肉をいっぱい食べてもらって、飲んで語る・・・そんな使い方が楽しいですね。

 

料理、サービス、設え、トータルに、今一番コストパフォーマンスの良いイタリアンかもしれません。

鶴岡の食材はうめえっちゃ!

2011年09月22日(木)

NHK時代、初任地だったご縁で今もお付き合いが続いている山形県。

二回目の「鶴岡の食材を楽しむ会」にうかがいました。

等々力のトラットリア「ロアジ」さん。

佐藤幸雄シェフが「鶴岡ふるさと観光大使」として、生まれ故郷の食材を大いにPRされています。

 

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今回は鶴岡の6軒の酒蔵からご自慢の日本酒が寄せられ、イタリア料理とのマリアージュ。

最近は海外で人気の日本酒、イタリアンとも不思議に溶け合いました。

特に一番右の「竹の露 白露垂珠」は吟醸香がシェリーのよう、ついつい手を伸ばしてしまいました。

 

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由良港から直送された天然真鯛のカルパチョ。

海水のジュレで、まるで鯛が海を泳いでいる状態に。

 

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庄内豚フィレ肉のロースト ねぎとろツナソース

ピエモンテ州名物のツナソースにマグロを叩いてマヨネーズで和え、ねぎとろツナソースになりました。

 

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この季節、鶴岡と言えば・・・「だだちゃ豆」

コクのある豆は日本一。中でも白山だだちゃが一番。

今年は6月末の大雨にやられ収量が平年の3分の1だったそうです。

だだちゃ豆作りの名人、屋号が「治五左エ門」、石塚寛一さんの豆を

冷製スープにしていただきました。

こりゃあ、うめえちゃ!

 

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佐藤シェフのお得意料理「わたり蟹のリングイーネ」

これを目当てに、たくさんのお客様が詰めかけます。

もうちょっと、いただきたかった!(笑)

 

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地ダコのトマト煮

五十川(いらがわ)の海岸岩場で、シェフのイトコ、阿部洋さんが蛸壷でとって送ってくださったもの。

産地どころか、親族直送!

 

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庄内牛のステーキ ブルスカソース

先日の日本テレビ、「波瀾爆笑」という番組では、まいうー!の石塚英彦さんが常連さんとして登場。

お店で撮影され、佐藤シェフもキャラ全開で!登場されました。

その際、紹介されたひと皿。

脂身の少ない赤身肉、いくらでも食べられそう!

 

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庄内メロンのパンナコッタ だだちゃ豆のティラミスとともに。

 

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集まられたのは、鶴岡出身の皆さんだけでなく、

全く、縁もゆかりも無いとおっしゃりながら連続参加、ご近所の作家評論家、塩田丸男先生御夫妻。

佐藤シェフのお人柄に惹かれて、皆さん、いらっしゃいます。

旨いものがいっぱい!鶴岡の食材、もっともっとPRしたいですね。

綺麗で美味しい料理教室

2011年09月17日(土)

写真をアップすると皆さん、レストランみたい!と驚かれる阿部寿子先生の料理。

今月も美しい、美味しい料理、写真だけでも味わってください。

キュウリのカクテル グリーンオリーブとパプリカのブロシェット
カクテルとはいいながらノンアルコール。

ミキサーにかけたキュウリにりんごジュースで、まるでカクテル気分です。

 

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今日のテーマはギリシャ風。

魚介とオレガノのマリネにギリシャのフェタチーズ(山羊)のスープを添えて。

山羊のチーズは苦手というかたでも牛乳を半分加えたスープですので、気になりません。

爽やかな野趣という感じ。

 

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今日の教室もまた女性6人に男は僕1人。

もう男のうちには入っていないみたいです。

美女の手が交錯し、次々、仕上がっていきます。

 

ほーら、こんなに綺麗で、味も素晴らしい!

やや強く冷やしていただくといいですね。

 

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今日のメインは「フレンチ風」ムサカ。

ムサカというとギリシャ、トルコの料理、本来はラムを使います。

でも、ラムの挽き肉は、さすがに好き嫌いが分かれるということで、

豚の赤身挽き肉を使っていただきました。

 

7センチのセルクル(輪)に沿ってオリーブオイルとグリルした薄切り茄子を張りつけ、

マッシュポテト、ぶた挽き肉炒めを段に敷いて、電子レンジで加熱。

ソースはベシャメル。

一人一人仕上げるので、きれいにサークルが出来ている人、曲がった人、様々。

僕のは?

 

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ワインは僕が以前ご紹介したドメーヌ・ダンデゾン2010。

1千円台半ばなのに、パーカーポイント91点!

ベスト・パフォーマンスだと思います。

ブルゴーニュは僕が持参した名門デュガピ。

昨年はちょっとざらついた印象でしたが1年置いて、とてもなめらかになりました。

 

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ヴァローナのクレーム・オ・ショコラ

カシスの香りのジュレとともに。

最高級ヴァローナのショコラを使ってサイコー!

 

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元国際線CAの阿部寿子先生の教室は完全予約制で、すぐに埋まってしまいます。

男性ももっと習えばいいのになあ。


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