キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

2013 年 1 月のアーカイブ

ミャンマー点描

2013年01月29日(火)

ミャンマー、ヤンゴン観光の優位性は、何といってもパゴダが街の真ん中にあること。

寺院、寺塔は、裸足で参拝しなくてなりませんから、夕方がお勧め。

日中は足の裏が、アチチです。

そして、夕景の素晴らしさも。

シュエダゴォン・パゴダの夕暮れ。

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パゴダは僕達にとっては観光の場所ですが、

市民には信仰、参拝、お祈りの場。

ミャンマーでは生まれた曜日が重要。

曜日每にお参り、お祈りをします。

水曜は午前と午後に分かれ、週8日。

守ってくださる動物も異なります。

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夜のシュエダゴォン・パゴダ。

息を飲むばかり。

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湖の中央にもこんな輝く建物があります。

『カラウェイ・パレス』

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社会主義時代に建てられたもので、

今はミャンマー人の経営で、ショー付きのレストランになっています。

ヤンゴン観光で一度は必ず。

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王族衣装でお出迎え。

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同じ仏教国ですので、合掌もサマになってる?

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ステージが二つ。

ミャンマー伝統の舞踊、アトラクションを見ながら食事をします。

これは獅子舞ならぬ、象舞い?

ただし、この店の食事は、驚きの不味さ。

ガイドさんから、味は期待できないと、聞いていましたが、本当でした(;>_<;)

バイキングですから、美味しいものをうまく探してください。

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でも、こんな美女が迎えてくれますし、伝統の舞踊もここでしか見られません。

この女性の頬に塗ってあるのがタナカ(タナッカー)。

日焼け止め、美肌効果があるそうです。

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柑橘のタナカの樹皮を石板で擦ります。

この石板は一家に必ず一つは置いてあるそうですよ。

男性も小さい頃は母親が塗ってくれます。

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僕も、試しに。

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柑橘の香りが心地良く、

乾くと肌が引っ張られる感じ。

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フェリー乗り場で見かけたオバサンのタナカはダイナミック。

塗り方はその人のセンス次第ということですが、

オバサン、暑くて、見かけなんて、どうでもいい!

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ヤンゴン川を渡ると、普段の市民生活を垣間見ることができます。

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フェリーはいつも満員。

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川を渡るのに10分くらい。

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ミャンマーでは僧侶でなくても一生に一度は剃髪、

在家で出家しなくてはなりません。

文字通り3日坊主でもいいそうですが、必ず。

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フェリーの中は商売熱心な売り子さんの声で賑やか。

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西瓜にパイナップル。

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器用にバランスをとって。

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色彩が溢れています。

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僕もミャンマーの民族衣装「ロンヂー」を。

筒状の布。

ただ巻いて留めるだけ。

これに草履で、どこでもOK。

日本の夏にも、好いのでは?と3枚購入。

1枚300円。

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今回の旅の案内はミャンマー・コンパス・ツアーのタン・ラインさん。

ヤンゴン大学卒業のインテリ。

英語と日本語のガイドができます。

誠実な人柄、4日間ですっかり友だちになりました。

新しい発見のある旅、

ビジネスのリサーチも、

タンさんのガイドをご希望の方はフジトラベルまでどうぞ。

ミャンマー食べ歩き(2)

2013年01月27日(日)

ミャンマー料理はどんな味なんでしょう。

『Padonmar』というレストラン。

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広い庭もあります。

今は日中が30度くらいですから快適。

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ガイドのタンさん曰く、ここが典型的な高級ミャンマー料理の店。

味は濃く、辛いです。

家庭では、もっと辛いんだそうですが。

タイ料理のような甘酸っぱさはありません。

ベトナム料理とインド料理、ややインド寄り、かな?

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お客さんは欧米人がほとんど。

まだ、日本人観光客は少ないですね。

1月末から、成田ーヤンゴンの直行便にエコノミークラスができますので、ぐっと観光客が増えるはず。

今はバンコクなどで乗り換えか、週3便、ANAのビジネスクラス専用機しかありません。

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味はこちらの方が日本人向き、としてお勧めの『ROYAL THAZIN』。

中華料理に近い、マイルドな味付け。

きっと、皆さんもお好みのはず。

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夜のお庭でいただきました。

夜は、長袖シャツくらいの爽やかさ。

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こちらで勧められたミャンマー・ワイン。

ミャンマーにワインが?

標高1400mの高原地帯、シャン州のタウンヂーという町には幾つかワイナリーがあるそうです。

そのレベルの高さにビックリ。

RED MOUNTAIN ESTATEはフランス人の醸造長。

相当、ワインに好い葡萄が採れるのでしょう。

こなれた味、ソーヴィニオンブランはミャンマー料理にぴったりです。

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ホテルのレストランはどの国もレベルの高い料理を出されますが、

こちら『PARK ROYAL』の『鳳凰閣』の中華料理はまた格別。

シンガポール資本で、ヤンゴンのベスト3に入るホテル。

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28米ドルで食べ放題のランチは、驚きの美味しさ。

シンガポールという国際都市、中国系の人が多い先進国で揉まれた味は最近のベスト中華です。

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海老が美味しい国ですね~!

何を食べても美味しい、この店、

ミャンマーらしくはありませんが、この値段で、最高の中華料理を食べられるのです。

数日の滞在では一度お訪ねいただきたいお店です。

ミャンマー食べ歩き(1)

2013年01月24日(木)

「最後のフロンティア」として注目のミャンマーに出かけました。

軍事政権下での民主化の状況、各国の経済進出、パゴダなど観光資源を見る旅ですが、

やはり僕ならでは、当地の食べ物に注目。

中でも、世界の料理をどう吸収しているか、ミャンマーのフランス料理を試してみました。

ご紹介してくださったのは日本の商社マン、駐在員の方です。

『LE PLANTEAUR』、モダン・ヨーロピアンとインドシナ料理の店。

小高い丘の上、緑に囲まれた瀟洒な建物。

良いでしょ~!

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シェフはスイスとドイツのハーフだそうです。

こんな店が日本にあれば、人気が出るでしょうね。

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ワイン・サービスもしっかりしていて、ちゃんとホスト・テイスティングをさせてくれます。

テタンジェのNV物がグラスで15米ドル。

30米ドルのビジネス・ランチ・メニューをいただきました。

(グラス2杯で料理と同じ値段になりますね)

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この海老が美味しいです。

ピリ辛の具合が、ほど良く。

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でも、前菜で、また同じ海老が出てきました!

この辺はチョイスする時、ちゃんと説明してくれないと・・・

お皿の左上の緑のソース、かと思いましたら、

ワサビでした!

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メインはオーガニック・チキンのロースト。

ヨーロッパにちょっとインドシナのニュアンスもあって、僕の好きな味付け。

日本でも一流レストランのレベルです。

でも、付け合せのようなサラダに、メインの皿と同じアスパラガスがあって、意味不明??

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デザートは、もうちょっと肌理の細かいものを求めたいと思いますが・・・

ちょっとクリームが固いかな?

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午後の光りが差し込む、ゆったりとした洋館。

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庭でいただくこともできます。

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旅の途中、ミャンマー料理に疲れ、たまにはフレンチも食べたい、と思った時、

こんな店があると嬉しいですね。

お客様は外国人ばかりですが、ここに徐々にミャンマーの人が混じり始めると、

民主化、経済復興が進み出したことになります。

早く、そんな時代が来ることを祈りつつ・・・。

『スリオラ』で僕の推す食材を

2013年01月19日(土)

ミシュラン1ツ星、モダンスパニッシュの『スリオラ』。

本多誠一シェフがフジテレビ『アイアンシェフ』に出演された際にはVTRで僕が推薦コメントを

入れさせていただきました。

スタジオで制限時間の中、料理を作る貴重な体験、勝敗は別として良い刺激になったようです。

いつも変わらず、アイディア豊富。

ブロッコリーのエスプーマとクスクス。

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初体験!

ナマコの筋肉、エスパルデニャスのブランチャ

スナップエンドウの軽い煮込みとトマトのアイレ。

エスパルデニャスは黙って食べると上質なイカ、かな?

でも、イカに比べ、多少、繊維を感じるし・・・

スペインではお馴染みの食材だそうですが、旨い!

こんなの初めて!

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天使のエビのブランチャ、ロイヤル仕立て

ココナツの香りをのせて

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今日のフォアグラはこんな形で。

スパイス風味のミガスの乗ったフォアグラのブランチャ

人参ビスコチョのサラダ

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金目鯛のオーブン焼き

パセリのリゾーニと赤ワインのレドウクシオン

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蝦夷鹿のアサード

パースニップのフランとしいたけ

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もう一つ肉料理は

ウサギのモモ肉のトマト煮込み

加賀レンコンのアグリ・ドウルセとナツメヤシのピューレ

加賀レンコンは金沢の川端崇文さんのもの。

僕がシェフにご紹介したのですが、好評をいただいて嬉しいです。

今が旨味が乗った食べ頃、

皆さんも是非!

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ヨーグルトの雪

CAVAと宇和島産ブラッドオレンジのジュレ。

これも僕がご紹介したブラッドオレンジ。

1月下旬から真赤な『モロ』種が出荷されます。

ヨーグルトを雪に見立て、CAVAとブラッドオレンジの果汁でジュレに。

ベリーの実も加えて、甘味も出してあります。

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加賀レンコン、ブラッドオレンジ、

年末から「宮川さんコースですよ」と言われていましたが、

僕が推している食材を活かしてくださって感激。

僕以上に、生産者の皆さんは喜ばれています。

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今回は僕のアドバイスを活かした料理になっているそうですが、

何か言ったかなあ・・・

そう、テレビでは美味しさが視聴者には分からないので、見た目も、もう一つ華やかに、

そんなアドバイスをさせていただきましたね!

美味しく、華やかな皿の数々になっていますよ~

今年もまた度々お邪魔しますね。

美味しい食材にめぐりあいますように!

2013年版ミシュランガイドで嬉しかったのは、僕の大好きなフレンチ、『アルシミスト』が

開業1年で1ッ星を取ったこと。

白金高輪の小さな店もちゃんと調査して評価してくれたミシュランには感謝しなくてはなりません。

この「評価」、有ると、無いとでは、「営業的」に随分違ってきます。

そして、シェフを初め、スタッフの皆さんのモチベーションへの影響も大きいですね。

素材の意外な組み合わせで、アルシミスト(錬金術)のように料理を創り出す山本シェフ。

その料理の「キレ」もますます冴えてきました。

星付きシェフという「自信」・・・大きいです。

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メニューは素材だけ記されています。

「薔薇 フォアグラ」

マカロンはフォアグラ味、口に含むとバラの香り~♥

奥は松ぼっくりに見えますが、何でしょう?

僕だけ料理の説明を聞いていなかったので、ガブリッ!

「固い!これ、松ぼっくり?」

ディレクターの飯塚さん、

「そうですよ。これ、齧られたのは宮川さんが初めてです」

「・・・・・・(~_~;)」

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定番のひと皿「レンズ豆 フォアグラ」

黄色い粉末がフォアグラ、

奇抜に見えますが、定番になるだけのことはあります。

美味しいひと皿。

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「カリフラワー イワシ コリアンダーの新芽」

コリアンダーの新芽は初めていただきました。

香りがマイルドで、アジアン度合いが好い感じ。

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「蓮根 ブーダンノワール」

僕がご紹介した「加賀れんこん」、川端崇文さんの蓮根に、

まるでチョコレートケーキのようなブーダンノワールを組み合わせ、

蓮の葉に見立て、小さなナスタチウム(金蓮花)を。

蓮の葉から零れ落ちた水滴も。

感動です!

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「フェンネル ホタテ 松の実」

ホタテを青海苔が覆っているような・・・

これ、フェンネルの葉なんです。

香ばしく、目を瞑れば・・・青海苔だなあ。

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「そば粉 天然鯛 エストラゴン」

鯛の皮をカリッと揚げて、そば粉にエストラゴンの組み合わせも面白い。

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「クレソン 黒毛和牛」

薄緑のソースはクレソン。

黒毛和牛の上は雲丹!

和牛に雲丹にクレソン・・・

これが口の中で溶け合うと、また新しい味の世界が広がるんです。

こんな大胆な組み合わせが、「ミシュラン効果」だと思うのです。

素晴らしい!

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「ブリアサバラン アフィネ(レ・クリュ)」

チーズも、丁寧なプレゼンテーション

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「グリーンサラダ キリ」

コースのここでサラダが出てくるんです。

身体を優しく包むように。

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「ビーツ チョコレート パッションフルーツ」

造形的にも面白いでしょ?

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ワインはすべて自然派の造り手。

飯塚さんのチョイスでデギュスタシオン・コースをいただきました。

山本シェフの料理も、ワインも、ナチュラル。

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山本シェフとディレクターの飯塚さん、

料理修業中のシェフとバレリーナを目指し留学中の彼女がパリで出会いました。

ロマンチックやなあ~。

帰国後、お二人とも『タテルヨシノ』で修業。

今は『エスキス』支配人の若林さんも優しく見守って、

開店1年で、ミシュラン1ッ星。

おめでとう!

ますます精進するように。

でも、行く度に、料理がどんどん良くなっているので、心配はしていませんけど。

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