キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ
朝倉のおばあちゃん
2010年03月11日(木)
信州、蓼科に野菜名人のおばあちゃんがいらっしゃいます。
朝倉ふさよさん。
84歳です!

朝倉のおばあちゃんを紹介してくださったのが、オーベルジュ「エスポワール」の藤木徳彦シェフ。
BS日テレ「皿の上の物語」の取材でした。
藤木さんは蓼科でオーベルジュを開くにあたり、地元の野菜名人を探されたのですが、
皆さんが異口同音に推されるのが「朝倉のおばあちゃん」。
ところが、このおばあちゃん、頑固一徹?
「もう売り先が決まっているから、あんたに売るものは無い!」
そこで、藤木シェフ、料理への思いを理解していただくしかないと、根気強く、毎日、
おばあちゃんの畑を訪ねました。
今では、野菜だけでなく、おばあちゃんが寒風の中で大根を切って、煮て、干して作る「凍み大根」も
分けていただき、こんな素敵な料理に仕上げていらっしゃいます。

心を込めたハートのココットの蓋をとると・・・
「地元野菜と凍み大根の温製」
これは、この地で、この時期にしかいただけない、正にオーベルジュらしい一品です。

帰りに、「これ、持って帰るといいだ」と、野菜の袋詰めを。
「凍み大根」と「ごぼう」に「パースニップ(白にんじん)」。
パースニップ・・・普通は淡白で少し苦味があるものなのに、おばあちゃんのは味が濃く、甘味も。
東京のシェフも欲しがられるでしょうねえ。

標高1000メートルを越える蓼科高原。
火山性の大地に、昼夜の大きな寒暖差。
厳しい気候が滋味豊かな野菜を育んでくれます。

これを「野菜マルシェ」で皆さんにも!
そこで僕たちが目をつけたのが、朝倉さんの息子さん・・・ボブ!
どう見ても日本人なのに、ボブ?
ボブ・ディランがお好きということで・・・ボブ。
髪型も・・・ボワボワ・・・風に吹かれて・・・♪♪
そのお顔は、まだ非公開ということで・・・ボブさんの畑に案内していただきました。
「この川原にセリを植えたんだけど・・・」
「ボブさん、川が増水したら、どうなるんですか?」
「流れるだろうなあ」
「・・・・・・」

霧に包まれた畑は今、有機で地味を豊かにしている最中。
春の訪れとともに、種をまき・・・
収穫できたら、分けていただきましょう!

「エスポワール」藤木シェフのドレッシングと一緒に、いかがですか?
収穫の時期が待ち遠しいですね。






