キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

地震からワインを守るには

2011年03月24日(木)

ネットの酒店もメルマガが再開しました。

あの朝日新聞の「天声人語」でさえ「余裕のある人は沢山、物を買ってください」と訴えています。

被災地を支える私たちが元気で無くて、どうするのか、ということですが、

東京でも原発の不安定さ、放射能への懸念、停電の長期化・・・

なかなか余裕が持てる状況ではありません。

僕も、飲食店からお誘いがあるのですが、どうしても家飲みが多くなってしまいます。

飲むワインもリーズナブルなものばかり。

今日は「葡萄屋」さんに注文していたワインが届きました。

イタリアの白を中心に、9本で11310円。

送料無料です。(これで利益が出るのでしょうか?)

奥様と思われる女性から自筆の丁寧なお手紙まで添えられて。

再度のオーダーは、前回、送っていただいたワインがとても美味しかったからです。

白ワインはイタリアの街角で飲む、リーズナブルなものが一番!

 

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さて、このワインをどこに置くか・・・

ワイン好きの皆さんは、高価なものを上段に並べ、時々、眺めて楽しまれていると思います。

我が家でも、家人が自由に飲んでいいものを最下段に置き、右側から順に選ぶようにしていました。

ところが、今回の被災状況を聞くと、ワインの並べ方を考え直したほうが良さそうなのです。

 

湾岸地区の倉庫は液状化で大きな被害が出ました。

輸入業者さんもワインが棚から落ち、ラックから飛び出し、壊滅状態になったところもあります。

コレクターで、自宅に収めきれないものを貸倉庫に預けていた方も貴重なワインを失われました。

今はもう造られないアンリ・ジャイエやロマネ・コンティ・・・至宝のようなワインが砕け散りました。

 

では、どんな収納方法が一番安全なのでしょう。

定温倉庫では、段ボールに詰めたままのワインの被害が少なかったそうです。

整理をせず、そのまま放っておくこと、これが一番なんですね。

僕のセラーではどうでしょう。

 

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最上段にアンリ・ジャイエのエシェゾーや2000年のムートンなどが並んでいます。

時々、自己満足で眺められるように、傾斜棚にして・・・

今回の地震では幸いボトルが飛び出すことはありませんでした。

でも、もっと強い揺れだった場合は・・・

上段から飛び出し、床に飛び散ったことでしょう。

貴重なワインを持っていらっしゃる方、僕のように値段の高いワインを上段にされるのは危険です。

高価なものは下段に・・・すると落下の高さがわずかで、ボトルは割れません。

でも、下段から飛び出して無事でも、上段から落ちてきた安いワインにぶつかって割れるかも・・・

 

失う危険を覚悟して、眺めて、熟成を待つか・・・

一番良いのは・・・早めに飲んじゃいましょう!


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