キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

ここ数年のベスト?『エスキス』

2012年07月27日(金)

新規開店でフランス料理ファンの注目を集めていた『エスキス』、

期待を上回り、ここ数年のベストの出来です。

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注目の理由は、ミシュラン2ツ星、新宿『トロワグロ』のシェフ、リオネル・ベカさん、

ロブション門下でニューヨーク、台北などで腕をふるったパティシエの成田一世さん、

台北『ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション』のスー・シェフを務めた村島輝樹さん、

支配人に『タテル・ヨシノ』の若林英司さん、

料理好きならお馴染みの腕利き、オール・スターが一堂に会した店だからです。

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僕が、ちょっと不安だったのはベカさんの料理。

『トロワグロ』には一度しかうかがったことがないのですが、僕にはちょっと難しい料理でした。

手が込んで素晴らしいのですが、フランス料理の経験値が高い人が好まれる料理だろうと思いました。

師トロワグロのもとを離れたベカさん、

『エスキス』の料理は、とても分かりやすく、ひたすら美味しい!と言える料理です。

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シュワシュワに雲丹。

優しい味わいです。

心も身体も、オイシイ!

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厨房から、「先程の海老の頭部が残りましたので、こんなもの、作りました」と差し入れ。

これ、旨いじゃないですか!

ベカさん、成田さん、村島さんは、研究熱心で、放っておくと店に泊り込みでアイディアを出し合いかねない、

と、一回り年上の若林支配人が苦笑していらっしゃいました。

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食べ歩きの達人が絶賛されるひと皿が、これ。

フォアグラに(スープに沈んでいますが)岩牡蠣、マッシュルームとそば粉のガレット添え。

牡蠣にフォアグラが合うんですね!

料理法ではなく、素材のちょっとした組み合わせで、新鮮な驚きを生み出します。

コンソメ・スープで、これも、ほっとする美味しさ満点!

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アワビにジロール茸

茶色のソースはアワビの肝からとったもの。

これも好き!

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ワインは若林さん、料理に合せ、少量ずつマリアージュさせてくださいます。

『タテル・ヨシノ』の「顔」だった若林さんが、店を離れられるのは驚きでしたが、

こうしてこまめにワインを選んでいらっしゃる姿はいかにも楽しそう。

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メインは、鳩。

どうしてもシンプルになりがちな肉料理ですが、

色々なソースを配して、お好みの味が楽しめます。

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デザートでベスト・オブ・ニューヨークにも選ばれた成田さん。

台北の『ラトリエ』では、サプライズいっぱいの皿も見られたのですが、

今回は、ベカさんの料理の流れにそって・・・

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見た目はシンプルですが、味は深いです。

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マカロンがある!

成田さんはピエール・エルメの日本進出にあたりシェフを務めていらっしゃったので、お得意ですね。

これは「賞味期限15分」のマカロン!

さあ、食べなくちゃあ!

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『エスキス』はここ数年のベスト・フレンチかもしれません。

ミシュランがここに幾つ星をつけるか分かりませんが、

きっと、秋口には予約が取れなくなるでしょう。

今の内に、是非!


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