キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

ミシュラン1ッ星『アルシミスト』

2013年01月09日(水)

2013年版ミシュランガイドで嬉しかったのは、僕の大好きなフレンチ、『アルシミスト』が

開業1年で1ッ星を取ったこと。

白金高輪の小さな店もちゃんと調査して評価してくれたミシュランには感謝しなくてはなりません。

この「評価」、有ると、無いとでは、「営業的」に随分違ってきます。

そして、シェフを初め、スタッフの皆さんのモチベーションへの影響も大きいですね。

素材の意外な組み合わせで、アルシミスト(錬金術)のように料理を創り出す山本シェフ。

その料理の「キレ」もますます冴えてきました。

星付きシェフという「自信」・・・大きいです。

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メニューは素材だけ記されています。

「薔薇 フォアグラ」

マカロンはフォアグラ味、口に含むとバラの香り~♥

奥は松ぼっくりに見えますが、何でしょう?

僕だけ料理の説明を聞いていなかったので、ガブリッ!

「固い!これ、松ぼっくり?」

ディレクターの飯塚さん、

「そうですよ。これ、齧られたのは宮川さんが初めてです」

「・・・・・・(~_~;)」

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定番のひと皿「レンズ豆 フォアグラ」

黄色い粉末がフォアグラ、

奇抜に見えますが、定番になるだけのことはあります。

美味しいひと皿。

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「カリフラワー イワシ コリアンダーの新芽」

コリアンダーの新芽は初めていただきました。

香りがマイルドで、アジアン度合いが好い感じ。

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「蓮根 ブーダンノワール」

僕がご紹介した「加賀れんこん」、川端崇文さんの蓮根に、

まるでチョコレートケーキのようなブーダンノワールを組み合わせ、

蓮の葉に見立て、小さなナスタチウム(金蓮花)を。

蓮の葉から零れ落ちた水滴も。

感動です!

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「フェンネル ホタテ 松の実」

ホタテを青海苔が覆っているような・・・

これ、フェンネルの葉なんです。

香ばしく、目を瞑れば・・・青海苔だなあ。

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「そば粉 天然鯛 エストラゴン」

鯛の皮をカリッと揚げて、そば粉にエストラゴンの組み合わせも面白い。

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「クレソン 黒毛和牛」

薄緑のソースはクレソン。

黒毛和牛の上は雲丹!

和牛に雲丹にクレソン・・・

これが口の中で溶け合うと、また新しい味の世界が広がるんです。

こんな大胆な組み合わせが、「ミシュラン効果」だと思うのです。

素晴らしい!

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「ブリアサバラン アフィネ(レ・クリュ)」

チーズも、丁寧なプレゼンテーション

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「グリーンサラダ キリ」

コースのここでサラダが出てくるんです。

身体を優しく包むように。

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「ビーツ チョコレート パッションフルーツ」

造形的にも面白いでしょ?

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ワインはすべて自然派の造り手。

飯塚さんのチョイスでデギュスタシオン・コースをいただきました。

山本シェフの料理も、ワインも、ナチュラル。

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山本シェフとディレクターの飯塚さん、

料理修業中のシェフとバレリーナを目指し留学中の彼女がパリで出会いました。

ロマンチックやなあ~。

帰国後、お二人とも『タテルヨシノ』で修業。

今は『エスキス』支配人の若林さんも優しく見守って、

開店1年で、ミシュラン1ッ星。

おめでとう!

ますます精進するように。

でも、行く度に、料理がどんどん良くなっているので、心配はしていませんけど。

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