キャスター宮川俊二のやさいな生活 - ちょっと粋なワイン&グルメブログ

『大統領の料理人』

2013年07月14日(日)

フランスのおば様に腕組みしていただいて・・・

このおば様こそが、今秋、公開される映画『大統領の料理人』のモデルになった

ダニエル・デルプシュさんなんです。

来日を機に『シャトーレストラン・ジョエル・ロブション』でダニエルさんを囲む食事会が開かれました。

ダニエルさんは出身地のフランス、ペリゴール地方でフォアグラ用のガチョウの飼育や郷土料理を教える

学校を経営し、小さなレストランを開いているところに、当時のミッテラン大統領から声がかかり、

1988年から1990年まで、エリゼ宮で大統領のプライベート・シェフを勤めることになりました。

その紹介をされたのが、ジョエル・ロブション氏だったことから、会食も、こちらで。

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ダニエルさんがいらっしゃるということで、渡辺エグゼクティブ・シェフも休日出勤、

フランス郷土料理、伝統料理の権威に、日頃の腕をふるっていただきました。

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ラングスティーヌ、ポロ葱のエテュベとシトロネルの香りのクレームを添えて

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ダニエルさんが最も大切にされる食材の一つ、フォアグラ。

スペルト小麦のリゾットとともに添えられたのは、我が「ちいたけ」!

渡辺シェフ「ある業者の方から紹介していただいた、ちいたけです」。

僕、「業者じゃないですから!(^<^)」

特別な場に、さりげなく、ちいたけを使っていただき感謝です!

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天然真鯛 カリッとポワレしてブイヤベースのソースを添えて

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仔羊 万願寺唐辛子とチョリソーのジュとともに

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シュープランセス ライチのジュレにのせたプチシュー グアバのソルベとともに

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ダニエルさんも、時々、うなずきながら、「美味しい料理だ」とおっしゃっていましたよ。

興味深かったのはワインとのマリアージュのお話。

ダニエルさんは「口の中に主役は二人要らない」とおっしゃいます。

良い料理にはそれを引き立てるワイン。

良いワインにはそれを引き立てる料理。

僕がレストランで、そのお店のソムリエさんにマリアージュをお願いするのも、そこがポイント。

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映画『大統領の料理人』は一足早く観せていただきました。

本物の大統領府、エリゼ宮でロケが行われていますので、とてもリアル。

(サミットでエリゼ宮に大統領がいらっしゃらない時に撮影許可が下りたのだそうです)

ダニエルさんは大統領府を去り、何と南極調査隊のシェフを勤められます。

主演のカトリーヌ・フロさんの息使いが実際のダニエルさんとそっくり。

冒頭の写真のように、シャキシャキした行動力溢れる女性です。

美味しい料理がいっぱい、

そして、前向きに生きる女性の物語としてもなかなかの作品です。

秋の公開をお楽しみに!


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