
野菜名 |
紅かぶら(べにかぶら) |
産地 |
京丹後市(京都府) |
カテゴリー |
菜京の旬野菜(飛騨の伝統野) |
歴史 |
現在は飛騨の野菜として広まっている。古くから赤紫色の丸カブが作られ八賀カブと呼ばれていた。大正7年(1918年)に、八賀カブの産地である丹生川村日面で八賀カブの突然変異として紅色カブが発見された。その紅カブから採種と栽培を続け、形が丸く、色が鮮やかで根の内部が白く、葉が柔らかで首の細いものを選抜した結果、現在の飛騨紅カブが生まれた。 |
収穫時期(旬) |
12月~2月ぐらい |
特徴 |
ヨーロッパ系カブといわれている。葉身、葉柄は柔らかく、緑~淡緑。根は偏球形で、表面は鮮やかな紅色。生身は白色。肉質は柔らかい。
漬物としての利用が一般的で、品漬、千枚漬、丸漬、切漬など各種の漬物に加工される。漬け物にすると、内部まで赤く漬け込まれる。 |
代表的な食べ方 |
漬物・サラダ・煮物に向く。  |
保存方法 |
かぶ同様、根を切り落とし、本体は濡れた新聞紙に包み野菜室へ。 |
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写真協力:京都祐喜株式会社、永野 充
参考資料:自遊人野菜の基礎知識・とじ込付録伝統野菜辞典より抜粋、京やさい料理帖より抜粋